築地波除神社の夏越し大祭「つきじ獅子祭」が6月6日から10日の日程で執り行われ、今年は3年に一度の本祭りです。
8日金曜日午後3時半からは、弁財天お歯黒獅子(雌獅子)の女性限定宮出しが行われました。
築地場内への宮神輿の御巡行は、今年、最後となります。
また、今年は江戸時代以来途絶えていた宮神輿を船に乗せて御巡行する「船渡御」が、天皇即位三十年奉祝大祭として行われ多くの人出がありました。
9日土曜日には、もう一つの獅子、「厄除天井大獅子」も台車で築地地区の御巡行の列に加わります。
大獅子の「お歯黒獅子」は木彫り高さ2.15m・重さ700キロ、雌を現す頭の宝珠の中には、弁財天の御神像が納められ、「厄除天井大獅子」は黒檜一木造り高さ2.4m・重さ1トンとのこと。雄雌一対の獅子頭は、常時、境内にてご覧いただけます。
江戸時代の船渡行、どれほどの担ぎ手が加わったのだろうと、その姿を思い描きながらの撮影でした。