明石町12-1、聖ルカ通りに面する中央区保健所等複合施設の6階にある中央区立郷土天文館(タイムドーム明石)の特別展示室で、企画展「再発見中央区ゆかりの文人展」が開催されています
開催期間は、5月26日(土)から7月1日(日)までです。
開館時間は、火曜日から金曜日までが午前10時から午後7時まで、
土曜日と日曜日が、午前10時から午後5時までで、
入場は、閉館の30分前までです。
月曜日は、休館日です。
取り上げられている文学者は、谷崎潤一郎、長谷川時雨、長谷川かな女、九条武子、長谷川春子で、日本橋蛎殻町にあった出版会社、六興出版のコーナーも設けられています
谷崎潤一郎は、日本橋区蛎殻町2丁目(現在の中央区日本橋人形町1丁目)生まれ
言わずと知れた、近代日本文学を代表する小説家の一人です
長谷川時雨は、日本橋区通油町1丁目(現在の中央区日本橋大伝馬町3丁目)生まれ。
劇作家で小説家
雑誌や新聞を発行して、女性の地位向上に努めました
自身の回想録である「旧聞日本橋」が有名です
九条武子は、教育者で歌人
関東大震災で全壊した築地本願寺の再建や、震災による負傷者・孤児の救援活動に活躍しました
長谷川春子は、長谷川時雨の妹で、洋画家です
六興出版のコーナーには、同社の雑誌に執筆していた林芙美子、武者小路実篤、室生犀星などの直筆原稿等が展示されていました
直筆の原稿は、作家本人の推敲の跡とかがリアルで、最初はこういう表現だったのか、などということがわかり、おもしろかったです
なお、会場は写真撮影禁止のところ、特別にご了解をいただきました
ありがとうございます