2020年7月24日から8月9日までの17日間オリンピック、8月25日から9月6日までの13日間パラリンピックが開催されます。東京のいたるところでオリンピック関連の工事が進行中ですが、晴海四丁目・五丁目では選手村の工事が急ピッチで進んでいます。この工事の状況は晴海五丁目の「ほっとプラザはるみ」の屋上から見ることができます。
(2018年5月の工事状況)
選手村の敷地面積は、44haでオリンピック時は18,000ベッドがパラリンピック時は8,000ベッドが計画されています。完成予定は2019年12月31日(予定)です。
(2020年の選手村完成予想図)
東京オリンピック終了後は、市街地再開発事業として、大会時に一時使用されていた宿泊施設を本整備のうえ分譲または賃貸する計画になっていて約5,650戸が作られる予定です。事業の完了は2024年度になる見込みです。
(大会終了後2024年度のイメージ)
晴海地区は、昭和6年に造成され、紀元二千六百年(昭和15年)を記念する日本万国博覧会の予定地として準備が進められましたが、戦争のため中止され、戦後は昭和35年5月に第一回東京国際見本市が開催され、また国際モーターショウが開かれましたが、平成8年に40年にわたる開催地としての幕が閉じられました。また昭和30年に外国貿易埠頭として晴海埠頭が建設されました。晴海埠頭は南極観測船の出航地としても有名です。そして今度はオリンピックの選手村としての工事が進んでいます。こんな歴史のある晴海地区においでになりませんか。なお掲載した図は東京都のホームページから抜粋させていただきました。