7月7~8日両日、月島の夏の風物詩「月島草市」開催。
かつては盆の直前に立つ「草市( 別名盆市)」 で、"苧殻(おがら)" "焙烙(ほうろく)" "ほおずき" 等の仏壇に供える飾り物や供え物を賄い、先祖霊を迎えたとされますが、時代と共に、仏事の簡略化、生活様式・流通チャネルの変化等により、その殆どが役割を終え、「月島草市」は「草市」の名を留める貴重な存在と聞きます。
今日、月島西仲通り500mの通り全体に、地元商店街の他、町会等も加わり、100を超える露店・屋台が立ち並び、お盆関連商品に代わり、飲食物はもとより、昔ながらの輪投げ、型抜き、ヨーヨー釣り、スーパーボール / 金魚すくいといった遊びに至るまで、様々な出店が揃い、大勢の来街者で賑わいを見せています。
浴衣姿の女児も数多く散見され、下町ならではの風情を感じる、夏を代表する催事です。