享保18(1733)年、前年の大飢饉と疫病の流行で犠牲となった人々の慰霊と悪病退散を祈願する「水神祭」に端を発すると伝わる「両国の川開き」の伝統を受け継ぎ、昭和53(1978)年に名を改め復活した「隅田川花火大会」。
41回目を迎える今年は、台風12号の影響で7月29日に順延して開催されました。
桜橋下流~言問橋上流の第1会場では、両国ゆかりの業者と、国内の代表的な花火大会で優秀な成績をおさめた業者を加えた計10社による花火コンクールが実施され、駒形橋下流~厩橋上流の第2会場と合わせて、約20,000発の花火が台風一過の夜空を飾ります。
隅田川大橋もビューポイントのひとつ。清洲橋越しに、川面を渡る心地よい風に吹かれ、東京スカイツリーのライティング「粋」と共に、大空に咲く鮮やかな大輪を楽しめます。