8月3~6日は、住吉神社の3年に1度の "本祭り"。
例祭を仕切る氏子組織の「佃住吉講」が準備から片づけまでを担います。祭りが約1ヶ月後に迫った7月1日に行なわれた、佃小橋脇の舟入堀の泥中に埋められた「大幟の支柱(柱と抱木)」を掘り出す作業は、住吉神社例大祭の歴史と文化を味わえる情景のひとつ。
水洗いし、乾燥させた後、8月3日17:00に一斉に掲げられます。大幟は寛政10(1799)年に幕府から大祭で掲げることを許可されたと伝わり、初代歌川広重「名所江戸百景」にも描かれ、佃の祭りには欠かせません。
その他、佃島入口「黒木鳥居」、獅子頭を安置する「御仮屋」、「寄付板」設営等々、祭りの準備が着々と取り進められています。