7月31日、火星と地球が "大接近" し、南東の夜空に明るさを増した火星がひときわ赤く輝いています。
今年注目の天体ショー。
火星と地球はともに太陽の周りを回っていますが、内側を回る地球の公転速度の方が速いため、会合周期の2年2ヶ月毎、火星を追い越す時に最接近。
その距離は毎回違い、小接近、中接近、大接近に分けられ、今回は地心距離が5,759万kmと、15年ぶりの "大接近" とされます。この日の火星は1等星より明るいマイナス2.8等の輝きとの由。
空の明るい都心でも十分に見られます。
9月上旬頃までマイナス2等級の火星を観察しやすい星空ウォッチングの季節との事です。