浜離宮恩賜庭園の晩夏のお花畑を彩るキバナコスモス。(別名キバナアキザクラ)
5月25日に種が蒔かれ、7月中旬に開花を迎え、約1ヶ月咲き誇ってきたキバナコスモスですが、もうすぐ "名残" のシーズン。
メキシコを中心に中米、南米北部に分布するキク科コスモス属の一年草。もともとは黄色系で、赤色の品種「サンセット」が橋本昌幸氏により育種されて以降、次々と品種が作出され、彩りも豊かになったとされます。
今年植栽されているのは、ディアボロ(オレンジ色)とドワーフイエロー(黄色)の2種類。葉は所謂 "コスモス" に比べ幅広で野趣に富んだ印象。
アオスジアゲハやミツバチなど多くの昆虫が花蜜を求めてやってきています。
今夏も連日の酷暑にも負けず、鮮やかな花を次々と咲かせ、目を楽しませてくれました。