熱闘甲子園が終わると今年の夏も終わりーとはいかず連日の真夏日です。松屋の入り口前に人だかりがしています。石原裕次郎の伝説の愛車、メルセデス・ベンツ300SLガルウイングが特別展示されているのです。傍には警備の人が。説明版がついていて「1958年に出演料の全てを投じて購入。世界で6台、日本で3台しかない車」とのこと。
会場に入ると、昔青年だった方々とお連れの方、あら今の若者たちも。
昨年2017年が没後30年、小樽の石原裕次郎記念館が閉館になり多くのファンが集まったという報道を見たのを思い出しました。この展覧会は石原裕次郎記念館に所蔵されていた作品を中心に、全国を縦断する初の展覧会で説明パンフによると「映画で使用されたドラムや小道具、テレビドラマで着用された衣裳、100着を超えるこだわりのスーツや靴などを一堂に展観」。他にもネクタイやカフスボタン、エンゲージリングやマリッジリング、結婚式のお二人の衣裳などたくさんの展示、懐かしい「銀座の恋の物語」の映像と主題歌も流れています。「銀座の恋の物語」には数寄屋橋だけではなく1962年当時の松屋や和光も登場するそうなのでちょっと借りてみてみたくなりました。(カラオケで主題歌だけは随分聞かされていますが、多分実際に映画をみた記憶がない・・・)昭和を駆け抜けたスーパースター、昭和風に言えば「カッコいい!」のひとことです。入り口のポスターの前で同じポーズを決めている来場者が何組もいました。
「石原裕次郎の軌跡」展 9月3日まで
松屋銀座8Fイベントスクエア 10時―20時最終日は17時閉場
入場料一般1,000円