銀座2丁目、銀座大塚ビル地下1階にあるメグミオギタギャラリーで、現在、濱口健氏による3回目の個展「Selected Old Stuff Vol.3」が開催されています
開催期間は、9月7日(金)から9月29日(土)までです。
開廊日は火曜日から土曜日までで、時間は11時から19時までです。
日・月・祝日はお休みです。
濱口氏は、大学で日本画を専攻された後、イラストレーションを中心に活動してこられたそうです
会場に入って、まず驚かされるのが「お経(観音経)」がびっしりと書かれた下に、細密に描かれたラーメン()の絵、それを取り巻くヌード写真のコラージュ。これらが連作で10点ずらりと並んでいます
圧倒的な描写力、力強さ、何の関係も無い(はず)画題の組み合わせがさまざまな妄想を掻き立てます
当ギャラリーのHPにはこのような紹介文が載っています
『「バカバカしい絵」とか「しょうもない絵」に一生をかけてどれだけの力を注ぐことができるのか?が作家としての一貫したテーマであり、描かれた文字やモチーフ同士の組み合わせのズレ、ちぐはぐさを自身の技術で作品に昇華させていることが濱口作品の大きな特徴です。』
動物のレコードジャケットの作品群からも、作者の技量とパワーが感じられます
また、会場全体から感じられる「昭和」な感じが、なつかしくもあり、郷愁を誘うようで、心地よいです
まさに、「無意味の意味がわかるような展示」を是非、ご体験ください
展示されている看板画の集大成、ゴジラの大作は、濱口氏の卒業制作の作品だそうです
なお、今回も、ギャラリー内での写真撮影についてはご了解をいただき、今回展示されている作品についての説明等をいただきました
ありがとうございます
メグミオギタギャラリーのHPはこちら ⇒