中央区銀座では、年に1回「銀座震災訓練」という大規模訓練が実施されます。
昭和57年/1982年から始まり、平成30年の今年2018年は第37回にあたります。
例年通り、8月最終金曜日の 8月31日(金)の午前9時半に訓練開始。
同日午前9時から、泰明小学校防災拠点訓練も実施されるとのことで、今回、そちらの訓練に参加しました。泰明小学校は、銀座地域の防災拠点なんですね。
少し早めに泰明小学校に到着すると、 すでに会場案内板が設置されていました。
9時からの1階幼稚園遊戯室で受付後、2階の講堂に移動して訓練の概要説明を受け、早速訓練開始です。
最初は無線通信訓練でした。
区職員の指導のもと、参加された方々が、無線を使い、 防災拠点/泰明小学校と中央区役所、銀座震災訓練の対策本部との災害状況報告を 行いました。
次に、応急手当訓練です。
東京消防庁のご指導のもと、頭部、腕を怪我した場合の三角巾での手当を訓練しました。
他人の血液に直接触れないように、三角巾を清潔に保つため、 地面に触れたりしないように、とのお話がありました。
訓練最後は、避難所開設訓電です。
まずゴザを敷き、その上に、空気入れで空気を入れたコンパクトエアーベッドを 敷きます。
実際に寝てみた方の感想は、「案外気持ち良い~」でしたよ。
最後に、消防署、町会の方からの講評を伺って、訓練は終了。
今後30年以内にマグニチュード7の地震が首都圏で発生する確率は70%と言われる中、発生しないことが一番ですが、万が一への備えはとても大切なことですね。
校庭では、煙体験ハウスも設置されていましたし
中央区防災マップアプリを紹介するコーナーもありました。
銀座の町全体が一体となって「災害に強い街づくり」に取り組んでいることを感じると同時に、これかも、銀座で安心で快適な時間が過ごせるなと思いました。