銀座7丁目、並木通りに面して建つノエビア銀座ビル1階のギャラリー、「ノエビア銀座ギャラリー」で、現在、「菊池勝哉美人画展 祇園の舞」が開催されています
開催期間は、9月3日(月)から11月2日(金)までです。
開催時間は、午前10時から午後6時までで、土・日・祝日は午後5時までとなります。
菊池勝哉氏は、京都在住の画家で、15年に渡り、実在の舞妓をモデルに美人画を描いてこられたそうです
会場に展示された作品は、すべて、実際に祇園で舞われる日本舞踊の1ポーズを描いたものです
作品毎に、その衣装や舞についての説明がついており、読みながら鑑賞すると、作品の内容がより深く理解できます
そもそも菊池氏は、ずっと音楽、舞踊、舞台関係の仕事をしてこられ、58歳で引退後、独学で()作画を始められたとのこと
舞台表現の魅力を表すべく、舞妓芸妓の舞踊を主題に美人画を描かれているそうです
作者の舞踊の素養に裏打ちされたきめ細やかな表現力が、作品の美しさを際立たせているように感じました
実際に、会場で作品をご覧になると、作者の緻密で繊細な表現手法を実感できると思います
異色の日本画家、菊池氏の作品展は、東京ではこちらが初めてだそうです
なお、今回も、ギャラリー内での写真撮影については特別にご了解をいただき、作品の制作方法、作家のご経歴等については、当日、会場におられた菊池氏から直接ご説明をいただきました
ありがとうございます
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