季節もよくなり、お散歩に最適の時候になりました
下の地図の赤い破線の川べりを、午前中、愛犬2頭と一緒に散歩しました
AからB、C・・・と、反時計回りに歩きました
前半ではAからDをご紹介します。
エリアA
佃大橋のたもと、湊側に残る「佃の渡し」の名残り、佃島渡船場跡です
佃大橋は、昭和39年(1964年)に、「佃の渡し」に代わって架けられたシンプルなデザインの橋です
1964年というと、前回の東京オリンピックの年で、開催に間に合わせるためにシンプルなデザインになってしまったと聞いたか読んだかした記憶があるのですが、ちょっと曖昧です
北側の歩道から眺める佃島越しの高層マンション群は、東京と江戸を一緒に見ているようで、好きな景色です
エリアB
佃島は、1644年、摂津国西成郡佃村から江戸入りした漁民が、隅田川河口を埋め立てて()築造しました
佃島の漁民が、彼らの保存食用にと雑魚や貝を塩や醤油で煮詰めたのが佃煮の発祥とも言われています
「佃の渡し」の名残り、佃島渡船場跡(佃側)です
この石碑のそばに、劇作家で佃島を愛した北条秀司の句碑も建っています
「雪降れば 佃は古き 江戸の島」
佃島のモニュメント的な佃小橋
佃川支川に架かっていて、朱塗りの欄干が印象的です
エリアC
石川島灯台跡です
石川島灯台のはじまりは、1866年に、石川島人足寄場奉行が、隅田川を航行する船舶のために、人足の手で築かせた常夜灯です
石川島人足寄場は、あの"鬼平"長谷川平蔵が老中松平定信に提案して作ったんでしたよね
このあたりは、旧石川島播磨重工業跡地で、超高層マンションが林立しています
隅田川を水上バスの「ホタルナ」が上って行きました
松本零士氏のデザインです
まさに、水上の宇宙船
エリアD
中央大橋は、平成6年(1994年)に隅田川に架けられた斜張橋です
川べりの散歩は、風もあって気持ちいいですよ
ちなみに、このブログの歴史に関する情報は、今月10月1日から受検申し込みが開始された中央区観光検定の公式テキスト「歩いてわかる 中央区ものしり百科」を参考にしています