日本橋堀留町にある老舗の和菓子屋・清寿軒。創業はなんと文久元年、高杉晋作や坂本龍馬が走り回った幕末真っ只中です!
どら焼きや栗まんじゅうが大人気。取引先への手土産として購入するために、スーツ姿の行列ができているのも毎朝の光景です。どんな風に美味しいか?といえば、皆さんが思い浮かべる「最高に美味しいどら焼きの味」で合っていると思います!
そんな清寿軒さんが年に一度、体育の日前後に販売するのが
栗蒸しようかんです。
年の一度の理由は、全ての工程を二人の職人さんが手作りで行うため、完全予約で少量しか作ることができないからです。予約は9月ごろから始まっています。
そしてその栗蒸しようかんがこちら!
この栗の存在感です。
あんの密度は濃いのに食べ口はさらりとしていて、栗はふわふわです。
柔らかいため、丁寧に扱わないと形が崩れてしまいます。
これが「栗蒸しようかん」なのだなあ...と無言で食べ進めてしまいます。甘いものがお好きな方なら、是非とも食べて頂きたい...!!ゆっくりとお茶を飲みながら、来たる秋に想いを馳せる時間を持てます。
そして掘留町界隈では、まもなく「日本橋恵比寿講べったら市」が開催されます。
現在、準備中。
10月19日・20日の二日間です。べったら漬けに興味がない方でも大変楽しめる賑やかな街中のお祭りです。縦横に走る細い路地をうまく利用して、日が落ちていくとともに不思議な光景を生み出します。
秋の中央区はお祭りやイベントが目白押しです。
どうぞ遊びにいらして下さい。