江戸時代から続く、年の瀬に向けての恒例の年中行事である、11月酉の日に開かれる「酉の市」。
築地・波除稲荷神社では11月1日、一の酉が開催されました。今年は二の酉(11月13日)、三の酉(11月25日)まであります。
当日は、境内で熊手の縁起物が売り出され、神社では開運、商売繁盛の開運熊手神符「かっこめ」が授与されます。
熊手は、福運や財宝を "掻き込む"、"掃き込む" に通じることから、開運招福、商売繁盛、家内安全の縁起物となったとされます。
気風のいい遣り取りを楽しんで買うものとされ、商談が成立した後の、シャンシャンと威勢のいい手締めが響く賑わいは、年末の風物詩です。