11月4日、日曜日。
第11回中央区まるごとミュージアム2018が開催されました。
区内の各イベント会場を、約100分かけて運行する無料巡回バス。
そのボランティアバスガイドに、多くの観光特派員メンバーが参加しました。
私も、担当乗務の終了後、JRの駅まで巡回バスを乗り継いで移動したのですが、乗り込んだバスにより、各ガイドさんの個性豊かな中央区案内を聞くことができました。
皆さん下準備をしっかり仕上げて、独自の情報を盛り込んでマイクを握っていました。
バス停間の短い時間の中で、効果的にお客様に伝わるように。
とても参考になりました。
私も、旬な話題を提供したいと思い、用意した情報のひとつが「環状2号線の暫定開業」でした。
11月4日、まさにこの日、14時に豊洲・築地間2.8キロの道路使用が開始されました。
10月11日に営業を開始した豊洲市場。
その江東区豊洲6丁目から、豊洲大橋を越えて晴海エリア、黎明大橋を渡り勝どきエリア、そして築地大橋を越えて中央区築地5丁目をつなぐ区間です。
築地市場跡地の外周に沿う形で、片側1車線ですが迂回道路が整備されての、暫定開業となったのです。
この暫定開業により、臨海部の渋滞緩和、都心部へのアクセス性向上、物流の強化、災害時の避難ルートの多重化など様々な効果が期待できます。
築地市場は10月6日に営業を終了しました。
豊洲への引っ越しの際に、ターレー(ターレットトラック)の大移動がこの道で行われたのです。
ターレーは小型特殊車両ですので、普通自動車免許で運転できます。
ただ構内輸送に特化した小回りが利く車両ですから、深夜・早朝の大橋を列を組んで大移動する様子は、もう見ることができないシーンとなるでしょう。
「今、バスが走っていますこの晴海エリアは、2020年東京オリンピック、パラリンピック時の選手村として、建設工事が急ピッチで行われています。今日14時に、環状2号線の豊洲・築地間が暫定開業いたします。このルートを使い、世界各国の選手たちが各競技会場へと、夢と希望を抱いて飛び立っていくのでしょう。」
選手の皆さん、お待ちしていますよ。