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お江戸日本橋で奈良を知る 中編  ~奈良まほろば館~

[rosemary sea] 2018年11月 3日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をフル・スケールに取材します、rosemary sea です。

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ここ日本橋で9年。

奈良県のアンテナショップ、奈良まほろば館さんは、奈良の特産品販売、観光情報ご案内、各種文化講座開催をされております。

前回のご紹介はこちらです。

⇒ /archive/2018/10/post-5718.html

 

奈良県東京事務所 茅野優美子(ちの ゆみこ)さんにお世話になりました。

それではお品のご紹介です。今回はスイーツを含む食品関係をご案内します。

『』の言葉は茅野さんのご説明です。

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古代ひしお

ひしお(醤)とは、穀物などを塩漬けし、発酵させた古代の調味料。

「古代ひしお」は古代ロマンあふれる奈良時代のひしおを再現したもの。

見た目は味噌、風味は醤油、という感じです。

いろいろな食べ物の調味料として、また、あったかごはんに乗せても良し、です。

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古代の蘇(そ)

蘇る(よみがえる)・・・この字が充てられている「蘇」。

奈良、天平時代には薬や供物として使われていたことで納得です。

搾りたての牛乳を煮詰めて作った乳製品です。

乳糖が多く含まれており、甘味とほぼ無縁の古代人には貴重品でした。

美容、不老長寿の効能も期待されていたのでしょう。

『ひしおも蘇も奈良ならではないかな、と。』

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大和当帰(やまととうき)の葉を使った商品のコーナー

ふりかけ・味噌・ぽんず・ドレッシング・練りこしょう・ハーブソルト・八味・香塩・粉末タイプ

大和当帰の葉は抗酸化成分、美容や健康の役立つ多くの栄養成分を含んでおり、また、認知機能の改善効果も期待できる、とのこと。

大和当帰の葉を使った商品が続々出てきております。

『大和当帰という作物がありまして、もともと根を漢方として使うものなのですが、葉の部分ももったいないということで、大和当帰の葉の加工品を食品として使っている商品が出てきています。

味としてはセロリに近い、爽やかなハーブみたいな香りですね。』

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柿バター

バターとしてこんがりと焼いたトーストにたっぷりと塗ったり、お菓子の材料やトッピング、また、お料理の隠し味など、様々な用途に使えます。

『柿バターは人気があります。

ベースの風味はバターで、その中にごろごろと柿の果肉が入っている感じです。』

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三輪素麺のコーナー

日本の麺食文化のルーツはそうめん。

そのそうめんのルーツをたどれば大和の国の三輪(桜井市)で生まれた手延べそうめんに至ります。

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右:素麺 白龍(はくりゅう) 左:白髪(しらが)

白龍は極細の手延べ素麺。

細いですが、じっくり熟成させることにより、細くてコシのある素麺です。

白髪は超極細。でもこちらもコシがあります。

『白髪は非常に細いそうめんです。ゆで時間が短いということで、とても人気があります。』

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奈良漬(瓜・きゅうり・すいかなど)

奈良漬(瓜・きゅうり・金ごぼう・守口大根など)

奈良のおみやげの定番ですね。

おいしいお店も商品もたくさんございます。

『定番の瓜とかきゅうり、食べやすい刻んである奈良漬もあります。

変わったところですいかや柿もあります。

また、奈良漬を更に燻製することによって、香り高い奈良漬にしてあるものも。』

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吉野葛(本葛・葛しるこ・くずゆ)

中段の左から中央にかけて「代々の友(よよのとも)」があります。

桜花・抹茶・あずき・ゆず・生姜・コーヒー・ブランデー。7種のフレーバーが楽しめる本格葛湯です。

葛特有の風味となめらかな食感を楽しめます。

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葛きり葛餅

葛餅にはあずき・白桃・黒蜜もございます。上段においてあります。

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IMG_20180926_123726 (2).jpg柿もなか(バラ)

手作業でじっくり炊き込んだ柿餡に、ダイス状の新鮮な柿を入れ、果肉の食感も楽しめる一品です。

柚子の風味付けで後味もすっきりです。

柿を模した皮もこだわりのひとつです。

『こちらも人気です。かたちもかわいいですし、柿で作った餡で、ちょっとゆずを入れてまして。

手軽に食べられる、というのも理由のひとつですね。』

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柿けーき柿ようかん柿もなか(箱)

秋ですね。柿のお菓子のラインナップも華やかです。

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左:柿日和(かきびより) 右:柿のきもち

富有柿をスライスして、しんなりと干しあげました。

ビタミンCたっぷり、くせになるおいしさです。

『柿のドライフルーツになります。干柿とも違います。

噛めば噛むほど柿の味が出ておいしいです。また、ヨーグルトに入れていただくと、ちょっと戻っておいしくなります。

そういうアレンジも楽しめます。』

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IMG_20180926_123903 (2).jpg神鹿物語(しんろくものがたり)

奈良の春日大社の歴史は、現在の茨城県にあります鹿島神宮の祭神・タケミカヅチノミコトを三笠山にお迎えしたことでスタートしました。

その際乗ってきたのが白い鹿。神様の乗り物だったのです。

アーモンドをキャラメルで煮込み、濃厚なミルク餡と吉野柿と合わせて最中で挟みました。

『奈良では鹿のことを"神様の使い"ということで、とても大事にしています。

その鹿をモチーフにしたお菓子です。』

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神鹿物語 モンブラン栗鹿最中

蜜付けした和栗を渋皮モンブランペーストと合わせ、香ばしい最中で挟みました。

秋冬の贅沢な限定最中です。

 

・・・まだまだ紹介しきれません。奈良まほろば館さんのご紹介はあと1回続きます。乞うご期待、です。

 

奈良まほろば館

日本橋室町1-6-2 日本橋室町162ビル1階・2階

東京メトロ 銀座線・半蔵門線 三越前駅 A1出口すぐ

03-3516-3933

営業時間 10:30~19:00

休館日 12月31日~1月3日

奈良まほろば館さんのホームページはこちら

⇒ https://www.mahoroba-kan.jp/