江戸時代、大通りに面さないように横丁や路地が
増えた街。公租の負担義務もなかったことから
湯屋や床屋、そして蕎麦屋、寿司屋などの飲食店など
が多く並び、この生活の中に神社稲荷が祀られました。
稲荷信仰がさかんであった江戸町民。
多くの文化、商業が栄えた江戸の町。
古い歴史が息づく街では、今も大切に祠が維持されて
います。銀座八丁神社をめぐることは、自然と銀座の
路地散策につながりますね。
お猿さんが道行く人を宝童稲荷まで案内してくれます。
風情ある石畳の小径、三原小路です。
南側からは、あづま稲荷の幟の朱色が映えて見えます。
毎年繰り返しても不思議と飽きない、銀座めぐりです。
◆宝童稲荷神社/東京都中央区銀座4-3-14
(並木館裏または天賞堂裏の路地を入る)
◆あずま稲荷神社/東京都中央区銀座5-9-19
(あづま通り、三原小路)
◆銀座八丁神社めぐり 2018