聖路加国際大学前庭に植栽されている「十月桜」。
エドヒガンとマメザクラの交雑種のコヒガンの亜種とされ、10月から春先にかけ、断続的に小さい八重の花を咲かせます。
花色は白色~淡い桃色で、3~5輪が疎らに開花。
華やかさはありませんが、オレンジ色にライトアップされ、夜空にくっきりと浮かび上がる、聖ルカ礼拝堂の尖塔をバックに、この時期ならではの、凛とした風情を醸し出しています。
聖ルカ礼拝堂は「心を鎮め祈りながら、病をはじめさまざまな悩みに対応できる力を見出す場」として、聖路加国際大学/病院に於いて行なわれる医療・教育の精神的支柱の啓示の場。
清々しい厳かな空気が漂います。