早い物で本年も師走となりました。
12月1日から8日までの8日間は、臘八大接心。
禅宗の修行道場ではお釈迦様と同じように
この一週間坐禅三昧の生活を送ります。
お釈迦様の教えに「禅」を通じて
大成されたのが達磨大師。
「起き上がり小法師」のダルマさんは、
達磨大師の「坐禅」の姿だと言われていますね。
黒々とした眉とお髭が魚の「築地だるま」です。
築地らしい活きの良い筆文字で
お顔の両側に"魚河岸"と"TSUKIJI"
と描かれています。
七転び八起きのダルマさんは、
商売繁盛や運が向く縁起物ですね。
鮭といっしょに吊るされてました。
築地場外市場で探してみてください。
◆歌川国芳 五節句之内睦月
国立国会図書館デジタルコレクション