朝日新聞社東京本社(築地5)前の新大橋通りに植栽されているメタセコイアが色づき、樹幹が直立し、樹冠は円錐形の、端正な樹形群が目を引きます。
メタセコイアは、スギ科の外来種で、落葉性の針葉樹の高木。現生種は1属1種です。
和名のアケボノスギは、英名の "dawn redwood" を訳したものとされ、秋に橙赤褐色に紅葉します。
枝に小枝が対生し、その小枝に扁平な線形の小葉が密に対生し、鳥の羽根のような形状で、一見羽状複葉のように見えます。
雌雄同株で、この時期、長い柄がついた小さなマツボックリのような球果を付けます。
新緑、紅葉、冬枯れと四季を通じて楽しめます。