1月13日、鉄砲洲稲荷神社境内にて、今年で64回目となる、恒例の「寒中水浴大会(寒中禊)」が開催されました。
毎年正月第2日曜日に行なわれる寒中水浴は、新春に神前で冷水を浴びて心身を清める禊を行なって無病息災を祈願する神事で、かつては寒垢離や寒禊と呼ばれた、江戸時代発祥とされる年始行事で、唱和30年、先代宮司により「寒中水浴大会」として復活した、伝統ある祭礼。
中川宮司のお祓いの後、板橋氷川神社宮司 篠直嗣 道彦(=導師)の指導のもと、まず公道に出て神社一周ランニング、次いで、準備運動の鳥船(舟)などを行なった後、氷柱入りの大きな水槽に胸まで浸かり、振魂の動作をしながら、心身を祓い清めます。最後に再び鳥船などの整理運動を行なって、寒禊は終了。
今回の参加者は合計105名、内女性11名、最年少は9歳の男児との由。
神楽殿で奉納される鉄砲洲囃子が流れる中、境内では温かい甘酒が振る舞われています。