人形町駅から水天宮前駅にかけてつづく人形町商店街では、
毎年、年末年始の時期になると、通り沿いにちょうちんが出されます。
夜になると、ちょうちんの温かい照明が通りを照らし、素敵な雰囲気になります。
江戸の下町らしいイルミネーションの姿といったところでしょうか
人形町通りは、年間を通して様々な装いの変化が楽しめる通りですが、私はこの年末年始のちょうちん飾りが一番のお気に入りです
また、年末の時期には、人形町通りは「歳の市」となり、しめ縄飾りなどを売る露店が並びます。(注:2018年はすでに終了)
この季節、歳の市以外にも、町会の方々の「火の用心」の声と拍子木の音が聞こえてきたり、玉子焼きが有名な「鳥近」さんや「鳥忠」さんには玉子焼きの予約に沢山の人が訪れていたり、平日の夜になると忘年会帰りの方々がたくさんいらっしゃったり、年末の風情で人形町の街はいっぱいになります。そして、年明けになると、初詣にいらっしゃる皆さんでまた違った賑わいとなります。
いずれにせよ、この街に住んでいる方、働いている方、訪れる方の色んな活動が、こうした「生きた賑わい」を形作っているんだなあと感じる季節です。こうした中央区の「生きた賑わい」の魅力をうまくお伝えできるよう、来年も観光協会特派員として精進してまいりたいと思います