係留された屋形船を背景に、月島川沿いの水辺の緑道「月島川緑の散歩道」の手すりにずらりと並んで羽を休めている、「都民の鳥」ユリカモメ。
冬の柔らかな陽射しを浴びて、気持ちよさそうです。
一斉に同じ方向を向いて整列しており、一見どの個体も同じように見えますが、よく見ると、各々の顔立ち、体格、表情、しぐさは微妙に異なるようです。
ユリカモメは冬鳥として日本に渡来するカモメ類の大半を占めるとされます。
足と嘴は赤(嘴の先端は黒)、冬羽は頭部が白く、虹彩は黒で回りに白のアイリング、目の後方に黒っぽい斑点があるのが特徴で、黒目がくっきりとして、愛嬌のある顔をしています。
他のカモメ類と同様に、雑食性で、小魚類や水棲昆虫を摂食と聞きます。