銀座5丁目、数寄屋橋交差点のすぐそばにある区立の公園です
江戸時代、江戸城に初めて架けられた数寄屋橋があったとされ、それを証明する石碑が立っています
2016年オープンの東急プラザ銀座とタイミングを合わせてリニューアルされ、銀座のオアシス的な存在になっています
今は、咲いている花も無く落葉樹は葉を落とし、植栽はさびしい感じですが、公園の奥に、ライトアップされた塔があります
岡本太郎作の「若い時計台」です
塔の後ろに見えている建物は、区立泰明小学校
この公園の晴海通りに面して建つ石碑の表面には、劇作家で作詞家の、菊田一夫による「数寄屋橋 此処に ありき」の碑文があり、裏面には数寄屋橋の由緒が記載されています
今では、「君の名は」と言えば、アニメ(2016年公開、新海誠監督による長編アニメーション映画)ですが、元祖()「君の名は」は、1950年代()に放送されたNHKのラジオドラマで、当時、一世を風靡しました
その元祖「君の名は」(菊田一夫作)で、重要な場面(すれ違い、再会)に登場するのがこの数寄屋橋です
放送時間には、銭湯の女湯が空になったという伝説があるそうです
冬の夜、銀座で飲んで、有楽町駅に向かう途中に通る公園は、いい感じです