2月も中旬となり、花の便りが寒さの中にも春近しを告げています。
そんな1日、伊豆に出かけました。
熱海桜や河津桜が車窓から目を楽しませてくれます。お目当ては城ケ崎海岸の散策。レポーターが、断崖にかかる吊橋を恐る恐る渡るシーンをテレビでご覧になった方もいると思います。柱状節理なんて地学の用語も高校だったかで習ったはずだよね~、でも実物を見て初めて理解できるなぁ、などなど、感嘆しきりで大人の社会見学。
橋立吊橋は、伊豆急行伊豆高原駅から徒歩25分で、対島(たじま)川に沿って歩いて行けばいいので、分かりやすいです。川は対島の滝になって海に注ぐ・・・が、水量が少なくて滝にはなっていませんでした。海岸沿いの遊歩道はよく整備されていて、説明板もきれいで読みやすいです。事前学習には、伊東観光協会のHP http://itospa.com/nature_park/np_zyogasaki/ が役立ちました。
さて、中央区伊豆高原荘です。伊豆急行伊豆高原駅から無料のシャトルバスを利用できます。海を背に、まだ固い蕾の桜並木を抜け、梅や河津桜が咲く別荘の庭を眺めつつ登って行くと、落ち着いた佇まいの建物に到着。
女子には嬉しい選べる浴衣(お子さんのサイズもあり)、季節を感じる雛飾り(段飾りと吊るし雛)が迎えてくれます。もちろん、にこやかなスタッフさんが一番に!
利用申し込みは中央区のHP https://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/hoyou/izukogenso/izukogensonogoannai.html からで、区内在住・在勤ではない一般の方も利用できます。
料金や館内の詳細はこちら http://www.izukyucom.co.jp/chuoku/ をご覧ください。
今回は宿泊せずに帰ってきましたが、伊豆高原荘の所在地・伊東市は見どころ満載。中央区に屋敷があったイギリス人三浦按針が、徳川家康の命により帆船を造ったのも伊豆急行伊東駅近くの松川河口だったそうで、8月には按針祭も開催されます。
伊豆高原荘を拠点に、地殻変動の歴史、人物・文化の歴史を訪ねてみてはいかがでしょう。
なお、館内の写真撮影および記事掲載については、中央区伊豆高原荘職員様のご了解をいただきました。