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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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都選定歴史的建造物(2)

[CAM] 2016年2月 4日 16:00

中央区立常盤小学校

IMG_2666.JPGIMG_2667.JPGIMG_2668.JPGIMG_2670.JPG所在地    中央区日本橋本石町 四丁目4番26号

建 物    建設年 昭和 4 (1929)
設計者    設計者 東京市 岡田 一郎

構造・規模  木造一部 RC造 3階

最寄駅    ・東京メトロ 半蔵門線 三越前駅A3出口
       ・東京メトロ 銀座線 三越前駅A7出口
       ・JR 山手線  神田駅
       ・JR 総武本線 新日本橋駅

概 要     震災復興事業の一つとして建てられた小学校の初期の代表的名作品。
        表現派風建築として、貴重な遺構。   

常磐小学校は明治6年に開校し、現在使用されている建物は、関東大震災を機に、耐震 耐火性の高い鉄筋コンクリート造りの校舎として建て替えられたものである。
 震災復興期の小学校建築には、装飾性を加味したスタイルと機能を重視したインターナ ショナル・スタイル(国際建築様式)の二つの傾向があったが、この校舎は前者の代表作 である。
 アーチのついた出入口、半円形の窓とその窓台、はん円形の屁など幾何学的な装飾が特 徴で、建築様式としては表現主義と呼ばれる。
 ビルが林立する中で、今なお往時の景観を遺している。

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 鈴木ビル

IMG_2677.JPGIMG_2678.JPGIMG_2679.JPGIMG_2680.JPG所在地    中央区銀座  一丁目 28番15号

建 物    建設年 昭和 4 (1929)
設計者    設計者 新 定蔵・山中設計事務所

構造・規模  RC造 5階(1)

最寄駅    ・東京メトロ有楽町線 新富町駅 
       
概 要    公演や稽古事等に部屋を貸し出していた貸席建築である。 外観は馬蹄形 の窓を持つ銅板葦きの屋根、デザインを変えた窓、1階円柱の幾何学的レリーフ、内部の壁に用いられている布目タイルなどが特徴。  

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都選定歴史的建造物(1)

[CAM] 2016年2月 2日 20:00

近三ビル 旧森五商店東京支店ビル

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所在地    中央区日本橋室町 四丁目1番21号

建 物    建設年 昭和 6 (1931)
設計者    設計者 村野藤吾

構造・規模  RC造 8階(1)

概 要     当時の日本における先駆的作品。   

 呉服問屋・森五商店の社屋として創られた。文化勲章を受章した建築家・村野藤吾 (1891~1984)が渡辺節建築事務所から独立後はじめて手がけた作品。大阪 御堂筋の大阪ガスビルと並ぶ昭和初期の日本を代表するオフィスビル建築である。
 装飾に頼るのではなく、立体全体と窓の比例、外壁の平面性を強調する黒褐色のタ イル、精妙なディテールを表現のテーマとしており、当時の最新の美意識と村野の優 れた芸術的センスが統合されいる。細やかな心づかいはインテリアにも見られ、ドイ ツ製ガラスモザイクを用いた天井や大理石張りの壁で構成された1階玄関ホールは特 に注目される。8階は昭和30年の増築である。

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ヨネイビルディング

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所在地    中央区銀座 二丁目8番20号

建 物    建設年 昭和 5 (1930)
設計者    設計者 森山松之助

構造・規模  木造一部 SRC造 6階

最寄駅    ・東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅
       ・東京メトロ 日比谷線 銀座駅B2出口 

概 要     調和性を重視した「ストリートアーキテクチャー」の一例。ヨネイビルディングは、震災後、銀座に林立したオフィスビルの中で現存し、 当時の趣を維持しているビルの一つであり、建てられた頃は銀座が大きく発展 し、モボ・モガが街を闊歩していた。
 1階の外壁は、建築当時の状態をよく残しており、中世ロマネスク風の意匠 で、らせん模様の柱をとつつけた大小のアーチ窓が石張りの重厚な壁面に軽快 な印象を与えている。全体に調和生を重視した意匠で、突出したー直線の帯状 の装飾により輪郭をきっちり枠どっている。
                            東京都生活文化局

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