[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年11月28日 14:00
三井文庫50周年・三井記念美術館会館10周年を記念する特別展覧会が、
春に続く第二弾として、日本橋の三井記念美術館で来年1月末まで開かれています。
江戸時代、伊勢の松坂商人として日本橋(大伝馬町→駿河町)に店を構え、呉服屋
として出発、そして両替商として幕末、明治の動乱期を経ながら、今日に
至るまで収集した伝来の家宝が一堂に集まったといえるものです。
日本伝統文化の縮図を見るかのように、茶の湯、国内外の絵画、書、また郵便が
始まった明治以降の切手類、そして、国宝である円山応挙の「雪松図」、能面と続きます。
慌しい年末年始に、心を落ち着ける場所として訪れては如何でしょうか?
重要文化財 玳皮盞(鸞天目) 南宋時代・12 ~ 13世紀
重要文化財 唐物肩衝茶入 北野肩衝 南宋時代・12 ~ 13世紀
重要文化財 日月松鶴図屏風 室町時代・16世紀 展示期間 1月5日~1月23日(上から左隻、右隻)
重要文化財 東福門院入内図屏風(部分) 江戸時代・17世紀
国宝 熊野御幸記 藤原定家筆 鎌倉時代・建仁元年(1201)
孔子廟堂碑 虞世南筆 唐時代・貞観2 ~ 4 年(628 ~ 630)
手彫切手 和紙桜20 銭仮名ロ入 明治時代
国宝 雪松図屏風 円山応挙筆 江戸時代・18世紀(上から左隻、右隻)
国宝 短刀 無銘正宗 名物日向正宗 鎌倉時代・14世紀
重要文化財 能面 孫次郎 伝孫次郎作 室町時代
作品はすべて三井記念美術館所蔵となります。
三井記念美術館→最寄駅は地下鉄銀座線の三越前駅
詳細はこちら URL http://www.mitsui-museum.jp/
※各画像は三井記念美術館様の所有となります。二次利用は固くお断り申し上げます。
[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年11月25日 14:00
11/21土曜日の午後、築地社会教育会館にて開催された
「国際交流のつどい」に参加してきました。
中央区に少しでも関心のある方、いろんな国の方々で賑わっていました。
拳玉、輪投げ、かるた、花札、福笑い、双六、おはじき、羽子板、独楽、墨絵(写真は私の作品)、風呂敷包み、
(チヂミ、おでん、スリランカteaの休憩コーナー)、三味線体験コーナーをなつかしながら楽しんできました。
他にも、茶の湯、着物試着、踊り、生け花などの体験など、日本文化を手軽に紹介されていて、
外国人の方にも楽しい一時だったのではないでしょうか。たぶん、日本語を気軽に学びたいという方も
いたりして、ますますインバウンドへの対処が必要だと感じる一日でした。
[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年11月 9日 16:00
11/1の中央区まるごとミュージアム、午後からのバスガイドの前に少しばかり町散歩をしました。
1)COREDO室町の福徳神社で、中央区コミュニティーサイクル(自転車)を借りて、神社巡りです。
電動自転車で、平地を走るにはもってこいなのかもしれません、返却PORTも日本橋、京橋、そして
銀座や月島にも少しあり、PASMOなどでの決済のようで、新たな街の面持ちがします。
→中央通りを先ずは日本橋、京橋を経て銀座まで、11/3までイベントの「銀座八丁めぐり」です。
一丁目の幸稲荷神社、銀座稲荷神社(ビルの屋上)、龍光不動尊(ビルの屋上)、朝日稲荷神社と
半分ほど周りました。来年は時間を取って全部回ってみようと思います。
2)お昼を兼ねて、築地場外の奥に佇む"築地 波除稲荷神社"です。江戸開府の時から、埋め立て造成地
をたくさん作らねばならなかった中、ここ築地海面は、いくら堤防を築いても波にさらわれ一番苦労した所だったそうです。
ある日、海に漂う光るものを拾い上げたところ、稲荷大神のご神体ということで
社殿を造りお参りしたところ、波風がピタリと止んで埋立て工事が完成したという事です(1659年)。
毎年6月の"つきじ獅子祭り"でお出ましの獅子頭一対は境内にあり、圧巻です。
拝