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2016年6月27日 14:00
歌舞伎座に直結する
東銀座駅のエスカレーターを
のぼった地上に、小さな
歌舞伎稲荷神社が鎮座しています。
創建などの由来は不明ながら、
御祭神は歌舞伎稲荷大明神ともいわれ、、
芸能・技芸上達、集客・商売繁盛に
ご利益があると言われています。
例年11月上旬に行われる、銀座一帯の全11社寺を巡る
「銀座八丁神社めぐり」の一社にもなることがある
お稲荷さんで、「八丁めぐり」開催期間には
スタンプをいただけることがありましたが、
最近は、通年でご朱印も授与いただける
ようになったことが、神社の前に掲示
されるようになりました。
歌舞伎座タワー5階の歌舞伎座ギャラリーの
横に併設されているお土産処「楽座」で、
初穂料300円をお納めすると、
書き置きのご朱印に日付を入れてもらい、
授与いただけます。
歌舞伎座ギャラリー、こちらです
https://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/gallery/
ご朱印ファンの方にとっては、
日本橋・福徳神社のご朱印授与とあわせて、
ここ数年で新しいご朱印が増えて、
中央区の寺社めぐりもより魅力的になっています。
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2016年5月10日 08:55
強運厄除けの神様として知られる
小網神社の、ご鎮座550年記念大祭が、
5/27(金)・5/28(土)の2日間、
開催されます。
大祭では5年に一度、
宮神輿の渡御が行われることになっています。
それを知らせるポスターが神社に貼りだされていました。
みなさまも御承知のとおり、
小網神社は日本橋七福神のひとつで、、
弁財天・福禄寿をおまつりしています。
正月をはじめ年中、参詣の方々が絶えない神社です。
正月でなくとも、かなり長い参拝待ちの列になることもあります。
ご朱印も授与していますから、
ご朱印帳に墨書きのご神名とご神印をいただいた方も
多いのではないでしょうか。
宮神輿渡御は、5/28(土)となっています。小網神社に先立ち、「下町で一番早い夏祭り」と言われる台東区・下谷神社の大祭、そして中央区にも氏子町がある神田神社のお祭が行われ、月末には小網神社の宮神輿渡御と、お祭りが好きな方には、この5月は見どころが多い季節です。
小網神社のホームページ、こちらです。
http://www.koamijinja.or.jp/history.html
人形町にお越しの節は、少し足を伸ばして、小網神社にもいらしてみてください。
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2016年4月30日 14:00
4月の箱崎界隈は、いまさらではありますが、
水天宮のご祭神がご動座していた浜町の仮宮から還御され、もとどおりに鎮座されたことが、大きな出来事でした。
水天宮ホームページ、こちらです。
http://www.suitengu.or.jp/
もともと有馬家の江戸の屋敷神として久留米から勧請された神々ですから、富岡さんや神田神社のような土地の支配領域(?)はありません。あれ?っというくらい静かにお戻りになりました。
写真は、還御された翌日の4/9にお参りをして謹写した境内の様子ですが、さっそく昔以上に賑わっていました。そのうえ、還御されて初めての戌の日は、長い行列だったと聞きました。
いつか、本宮である久留米の水天宮にお参りしてみたいと思うのですが、なにせこちらお江戸からは遠いですよね。
それに今、熊本はじめ九州は大地震の脅威にさらされています。
ゆかりのある皆様のご心情拝察いたします。
お水天さんへの祈りが、どうか地をも鎮めますように・・・。
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2016年3月21日 09:00
3月の歌舞伎座、
「五代目中村雀右衛門襲名披露」の
夜の部に行ってきました。
歌舞伎役者さんの襲名披露といえば
「口上」がつきもの。
わくわくしながら待ちます。
舞台の写真は残念ながら、
ブログではお見せできませんが、
京屋の芝雀改め
五代目中村雀右衛門丈を中心に、
山城屋(坂田藤十郎)さん、
松嶋屋(片岡仁左衛門)さん、
高麗屋(松本幸四郎)さんなど、
東西の名だたる役者の方々が揃う
華やかなご披露でした。
夜の部は「口上」をはさんで、
「角力場」「金閣寺」「関三奴」の
豪華な舞台です。
特に歌舞伎の三姫のひとつと言われる
「金閣寺」の雪姫を演じる
雀右衛門丈の美しさには
目を奪われました。
披露興行は3/27(日)が千穐楽。
(古典芸能では「秋」の字に含まれる「火」が火事を連想させることを忌み、「穐」の
字を用います) 目出度い春を呼ぶ歌舞伎公演です。
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2016年2月29日 12:00
日本橋箱崎町四丁目の
箱四町会事務所の近くにある
小さな公園の桜が咲き始め
ました。
この桜、2月のうちに
咲き始めるのは
あまり記憶にありません。
例年は、3月になってから
咲き始めて、
3月3週目くらいに
満開の見ごろを迎えます。
人形町通りの桜並木が
満開になるのは、だいたい
3月最終週から4月なので、
箱崎のこの桜の木は、
人形町の並木よりも
1週間ほど早いサイクルです。
もしかしたら
品種が違うのかもしれません。
暖冬の予想を覆して
寒風の強い2月でしたが、
ここ数日のおだやかな日和に
芽吹いたのかもしれません。
いよいよ年度末の3月を迎えます。
この時期に咲く桜は、さまざまな意味で日本人の心性にマッチしていますね。
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2016年2月 1日 16:00
2016年の歌舞伎座・新橋演舞場の
歌舞伎公演も、無事に千穐楽を迎えました。
歌舞伎座では、3月の襲名披露公演が
待たれる鴈治郎丈、演舞場では海老蔵丈の
歌舞伎十八番「七つ面」など、正月にふさわ
しい華やかな公演でした。
ところで、歌舞伎座・新橋演舞場に
関西の京都南座・大阪松竹座を含めた
4つの主な歌舞伎劇場のうち、
歌舞伎座だけに一幕だけ見ることができる席が
用意されているのをご存じですか?
4階の自由席で、混雑してるときは
立ち見になりますが、プログラムのうち
一幕だけを、安い時は1,200円くらいの
お値段で見ることができます。
写真は一幕見席の料金看板です。
大向こうからの役者への掛け声を見近に感じる
ことができる一幕見席、ぜひいらっしゃてみてはいかがでしょうか。