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2015年6月30日 08:00
日本橋川にかかる湊橋です。
橋のたもとに大きな桜の木があって、
4月には通行人が立ち止まるほどきれいな花を咲かせますが、
6月の今は何もなく、落ち着いています。
よくある昭和風の橋、という趣きです。
いつもは箱崎からこの橋を歩いて渡って茅場町に行っているので、
日本橋からの船で下をくぐると不思議な感じがします。
かつて水運の町だった江戸には多くの運河がありましたが、
埋め立てられて残っているのは、隅田川にそそぐわずかな水面。
何の変哲もないだけに、大切に残しておきたい風景です。
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2015年5月 8日 14:00
神田祭を告げる幣と幟が、
街を彩っています。
2015年5月9日(土)、10日(日)の
2日間に渡り、神田明神の氏子
各町の「神輿宮入」が行われます。
赤坂の山王祭と交代で2年に1度、
開催される神田祭は、かつては
将軍台覧があったことから
天下祭とも呼びならわされ、
親しまれています。
今年は神田台の旧社地から
現在地に遷座して
400年にあたることも加わり、
大きな盛り上がりが
期待されます。
私は前回(2013年)、
「附け祭」(流行風物の曵き物、仮装行列)を
三越本店前で見ていました。
相馬野馬追の騎馬武者を見て驚きましたが、今年も十騎
参加されるようです。
中洲町会は準備万端!大型連休の締めくくりを、
ぜひ神田祭でお楽しみください。
神田祭特設サイト↓
http://www.kandamyoujin.or.jp/kandamatsuri/
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2015年4月14日 09:00
水天宮前駅を降り、箱崎T-CATから箱崎公園に向かって裏道を歩くと、
一見、何の用途かわからない不思議な建物が建っています。
富岡八幡宮の神輿連合渡御の際に
使われる、箱四町会の
お神輿の倉庫です。
中央区のほとんどは神田明神と日吉神社の
氏子町ですが、箱崎と新川一帯は、
隅田川対岸の江東区にある
富岡八幡宮の氏子町になっています。
箱崎・新川地区と対岸の永代島地区は、
江戸時代に隅田川にあった浅瀬を
埋め立てて作った土地、という
共通点があります。
そうしたことから箱崎・新川地区は、
神田明神ではなく同じ埋立地の
富岡八幡宮の氏子になるのが
江戸時代の人たちの人情的には
自然と考えられた結果と思われます。
富岡八幡宮の氏子町による神輿連合渡御は、
3年に1度行われる水かけ祭りとして
有名ですが、ずぶ濡れになったお神輿は
完全に乾くのに1年はかかるといわれます。
前回の神輿連合渡御は2014年8月でしたから、
まだ水が完全に乾ききらないまま、
倉庫の中で大切に保管されています。
残念ながら通常はシャッターが閉まっているので、
お神輿そのものを見ることはできませんが、
T-CATや箱崎公園にお出かけの際に、この建物を見かけたら、
箱崎の大切なお神輿の保管場所、 と思い出していただける
うれしいです。