[佃のうさこ]
2016年10月24日 14:00
先日テレビで、白鳥が飛来したニュースを耳にしました。例年より4日早かったとか、、。ここ隅田川の石川島公園でも、いつオナガガモやユリカモメがやって来るのか?今年からバードウォッチングが趣味になった私には、残念ながら過去のデータがありません。
10月12日、いつものカルガモたちとは違うシルエットが遠くに見えます!何でしょうか?
マガモ雄1羽とオナガガモ雌2羽です!! 3月に姿が見えなくなって以来7か月振りですね。
マガモ雄は、エクリプスと言って、繁殖期に入って綺麗な羽に生え換わる前の地味な色合いです。生え換わると頭部は真緑色になります。
左写真 エクリプスのマガモ雄 右写真 オナガガモの雌
オナガガモ 雌
10月20日には、オナガガモ雄2羽も見ることが出来ました!! 雌とは随分、姿が違いますね。こちらの雄たちは、繁殖羽に生え換わっています。
10月22日、とうとう東京都の都の鳥、ユリカモメがやって来ました!!5月に渡って行った以来5か月振りですね。ユリカモメの雄と雌は区別がつきません。
冬鳥は、シベリアから越冬のために日本にやって来ます。日本にいる間に、雄は結婚相手を見つけるために、羽が美しく生え換わっています。美しい姿が見れるなんて、嬉しいですね。
これからオナガガモもユリカモメもマガモも飛来する数も増えて、種類もヒドリガモやホシハジロ、キンクロハジロと加わって賑やかになるでしょう。楽しみです。
[佃のうさこ]
2016年10月19日 14:00
先日、特派員rosemary seaさんのブログ記事で、榮太樓總本鋪さんの和菓子教室開催を知りました。ケーキは作れても、和菓子となると材料もなかなかわからない私は、早速、申し込みさせていただきました。
当日は日本橋のたもと本店の喫茶室で、20人ばかりの方々とご一緒にご指導いただきました。本店の明るく広々とした空間と、どこか凛とした空気の流れる中で、日本の良き伝統を知れる経験は本当にまたとないものです。
3種類の生菓子を作りました。和菓子の数ある中でも、生菓子は季節、季節の移り行く自然を描写するもの。日本人ならではの感性と繊細な技術が、小さなお菓子に溢れんばかりです。
一つ目は、さざんか。
「花の少ない晩秋から初冬にかけて咲きだす山茶花の咲き誇る寸前の様子を表現しました」とのこと。
二つ目は、紅重ね。
「秋も深まり遠景の山の落葉樹も赤、黄、褐色に葉の色を変えている様を紅重ねとして表現しました」とのこと。
三つ目は、実り。
「錦玉を塗り本紅色羊羹、黄色羊羹でグラデーションを作り紅葉の型で抜き飾りました」とのこと。
若い女性の職人の方の細い指からは、あっという間に繊細な花びらや紅葉が作り出されていきますが、私たちは片寄ったり崩れたり。でも1時間後には、秋の風情が詰まった三つの生菓子が出来上がりました。
和菓子は五穀つまり、あわ、ひえ、米、小豆、きびの数少ない材料と、伝統を守ることも相まって作り出すもの、、そこに苦労があるとの貴重なお話しも伺いました。
これからは今日の体験を思い出し、伝統を守りながら手から作り出される造形美の極み生菓子を愛でながら、一口、一口いただきたいと思います。
[佃のうさこ]
2016年10月 7日 14:00
9月のとある朝、いつものように石川島公園の隅田川テラスを散策していると、頭上からピーとなんともか細い鳥の声が。見上げると、
目の前をバタバタと何かが飛んで行きます。何ごと? よくよく探すとそこに、、、
キジ鳩の雛が2羽、こっちを見ています。親鳥のいなくなったのが不安なのか、初めて見る変な生き物に不安なのか、、
申し訳ないと思いつつ、巣立ちまでそっと見守ることにしました。
ここ石川島公園の隅田川テラス周辺では、普段から1組のキジ鳩を見ることが出来ていました。たぶん、その雛たちなのでしょう。
出会って3日目 結構大きいですね。親と同じような羽になっています。キジ鳩は、一度に2個の卵を産むようです。
出会って6日目
巣も狭くなってきているのでしょう、、2羽のフォーメイションも工夫して!
出会って7日目 雛の巣立ちはふ化から2週間、、、もう、そろそろでしょうか?今日は親鳥と遭遇!巣立ちはまだですね。
出会って8日目 いない!!
まわりを探すと、いました、いました!飛び立って間もない雛、、いいえ、幼鳥です。
キジ鳩は、土鳩のように人がまく餌をついばみに来ることはありません。これから自分で餌を探さなければなりません。9月は台風も多く、この巣立ちの日も雨でしたが、きっとたくましく育っていくでしょう。
キジ鳩はペアでいることが多いので、見かけたら、是非もう一羽も探してみてくださいね。