[下町トム]
2009年6月30日 17:00
今年も早いもので半分が過ぎようとしています。1年の折り返し地点です。
古来より六月末には〝夏越の祓〟(なごしのはらえ)として、半年の穢れを落とし、厄病を払うために、各地の神社で神事が行われてきました。平安期の<延喜式>にも記載されているそうです。
この行事においては、<茅の輪くぐり>が営まれることが多いようです。中央区内にも歴史ある神社が多く、いくつかの地域で目にすることができます。
この日は〔築地波除神社〕に参詣してみました。梅雨の滴が静かに落ちる休日の午後、心静かに半年を振り返るひとときになりました。
「今年後半、よいことがありますように」・・・平和で賑わいのある地域の発展を祈るばかりです。
[下町トム]
2009年6月22日 09:30
梅雨の晴れ間の早朝は、散歩するのには気持ちの良いひとときです。
今朝は人形町から浜町あたりを歩いてみました。
このあたりは江戸時代から賑わった町ですから、やはりどこか華やかなかおりが満ちているように思えます。
明治座の脇を抜けて浜町公園に着いてみると、薄日に照らされた園内には、万緑の息吹も爽やかに、すがすがしい風が流れていました。散策する人たちも多く、区民にとって憩いの場となっています。
園内には〔総合スポーツセンター〕もあり、プールやトレーニングルームのほか、ゴルフ練習場なども付設しており、体を動かすには快適な施設です。
もちろん、付近には有名なグルメスポットも多く、魅力的なエリアです。また夕方にでも再訪してみようと思わずにはいられませんでした。
[下町トム]
2009年6月15日 10:09
東京の入梅後はじめて週末となった14日(日)、築地地域の夏祭り〝築地獅子祭〟が催されました。
この祭りは本来3年に1度、本祭りが行われるもので、昨年がその年でした。
今年は〝築地350年記念〟として、波除稲荷神社の名物でもある大きな獅子頭を神輿にして、町内受け渡しの巡行が行われたものです。
大勢の人が集まり、にぎやかに獅子が地域をめぐりました。
徳川江戸入府間もない350年前に、この地が新たな江戸の町としてスタートしたことを想起しながら、歴史と伝統に培われた中央区の文化の深み改めて時間できるひとときです。
ほかの地域でも様々な夏祭りやイベントが続きます。区内の見所はまだまだ豊富です。楽しみがさらに広がります。