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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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就職氷河期の街角で

[下町トム] 2011年1月26日 17:01

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昨今、テレビや新聞で「就職氷河期」との報道がよく伝えられています。中央区も多くの企業が立地していますので、少々心配です。

 

 

大学生の就職内定率が史上最低などと聞かされると、「世の中いったいどうなっているんだろう」と思ってしまいます。bearing 

そんな就職活動の学生が出入りする場所として、リクルート銀座7丁目ビルの〔R25Cafe〕があります。


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 就活で苦労する大学生の傍らで、楽しそうに語らう若者もします。どちらも若い世代のライフスタイルの一部なんでしょうね。

 

 

世の中が景気がよくなって、就活も明るく語れるようになってほしいなぁ、と思いながら、寒風の吹く銀座を家路に急ぐのでした。shoe


 

 

銀座のすてきなお店は影絵がいっぱい・・・。

[下町トム] 2011年1月26日 09:00

ROYG(1)_R.JPG銀座はゴージャスな店から庶民的な店まで、多彩な飲食店が軒を並べている場所です。

それぞれにお気に入りの店を見つけていらっしゃることでしょう。そしてそのスポットを〝憩いの場所〟であったり、〝コミュニケーションスペース〟であったり、大切な場所にされている方も多いのではないでしょうか。ROYG(2)_R.JPG

 

 

ぼくがよく訪ねるお店は、銀座5丁目にある〔R◇yG-Bi△〕です。銀座のど真ん中にあるのにもかかわらず、家庭的な温かみのある雰囲気は心を和ませてくれます。そして、今人気のおいしいベルギービールが揃っています。

ROYG(3)_R.JPGこのお店のコンセプトは「影絵」です。影絵作家の浜崎ゆう子さんの作品が多く展示されています。

 

浜崎ゆう子さんの作品に関するレポートとしては、昨年10月28日に<銀造さん>が「つきじTASSギャラリー~若松屋 2人展 まるごと始まっています」のなかで触れていらっしゃいますので、一度ご覧下さい。

 

 

 都会の喧騒の中で、幻想的な影絵に囲まれて一息つくひととき・・・・・絵を見ているとほっとする想いです。

やっぱり大切にしたい場所であり、大切にしたい時間です。confident


 

 

 

名優・富十郎さんを悼む

[下町トム] 2011年1月25日 09:00

 

 

2010kabukiza1000.JPG

歌舞伎俳優の中村富十郎さんが1月3日に81歳でお亡くなりになりました。昭和の名優を惜しむ声があちこちで聞かれました。cloud

日経新聞の1月5日の文化欄では、演劇評論家の上村以和於氏が「いわゆる長老という言葉から連想される老人めいた感覚から、この人ほど遠い人はいなかった。芸の質が若々しいのである。」と述べられています。まさしくぼくも同感です。

時代物の風格ある役は当然素晴らしいのですが、上方歌舞伎にもゆかりのある家系だけに、「封印切」の八右衛門、「河庄」の孫右衛門など、近松物における味わいある役柄もまた忘れられません。若い頃からよく共演された坂田藤十郎さんがインタビューで同様に振り返っておられました。shine

富十郎さんは、中央区に縁の深い方であり、この地域を愛してくださいました。演劇の歴史のゆかりの地である中央区にとっては大切な方でした。歌舞伎での功績はもとより、そのお人柄を讃えて、2008年12月に<中央区名誉区民>の顕彰を受けられました。2009年の新年賀詞交歓会に主賓としてお見えになったときの、富十郎さんのご挨拶の爽やかさが今でも耳に残っています。

歌舞伎座最後の富十郎さん.JPG昨年3月には、京橋消防署で一日署長も務めていただきました。そのお姿が失礼ながら「愛らしい」とさえ感じました。やはり内面から出る心のやわらかさなのでしょう。confident

 歌舞伎に関するレポートを何度か紹介しましたが、今回は本当に残念な中身になってしまいました。しかしながら、昨年の歌舞伎座のさよなら公演で「熊谷陣屋」にご出演になり、この劇場の最後の舞台を飾っていただけたことがせめてもの思い出となりました。

その折には「新しい歌舞伎座が楽しみ」と述べられていました。(写真は松竹発行の当時の筋書きの写しです)

去りゆく名優の記憶を心に留めて、彼の地での安寧を祈りつつ、人生の花道をお見送りしたいと思います。

「よっ、天王寺屋!」

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2011年 中央区の新しき朝

[下町トム] 2011年1月 1日 19:16

2011新年の晴海.jpg2011(平成23)年、新しい年が始まりました。

皆様あけましておめでとうございます。中央区はもとより、世の中の平和と発展を祈らずにはいられません。

 

 元日の朝、晴海の町を海側から眺めてみると、遠くに富士山がくっきりと浮かんでいました。日本海側では大雪で大変だったというところですが、東京の町はよく晴れてすがすがしい冬晴れとなりました。何かいいことがあるような、そんな淡い夢に包まれます。

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晴海通りをゆったりと歩いて銀座へ。さわやかな青空に建物が映えます。数寄屋橋方面には〔マリオン〕が望めます。

年末に〔有楽町西武〕が閉館したのはこの町にとってもちょっとさびしいですが、また銀座界隈が新たな彩を見せてくれることを期待します。

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中央区のこの一年、どんなことがあるでしょうか。わくわくするようなこと、新たな魅力の発見、人の交流・・・・・様々な可能性を秘めたこの町の未来に夢を託して、新年のスタートを気持ちよく味わいました。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 
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