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2010年6月22日 15:00
大規模公園等のまとまった緑の少ない中央区においては、緑化の推進にあたり、宅地内の緑に加えて道路空間に占める緑化も課題。
緑の総量を示す「緑被率」(現状9.1%⇒目標12%)に加え、人の視野内に占める緑のみかけの割合「緑視率」(現状37.6%⇒目標50%)が緑の豊かさを実感できる指標として重要となります。
道路植栽部の構造(一般的に「植栽部なし」「植樹マス」「植樹帯」の順に高くなる)、樹種(樹冠の広がるアメリカフウ・ケヤキ・サクラが高い傾向)、接道施設の緑化状況(接道施設が公園や大規模施設の場合一般的に高い)によっても違いが生じます。
今回ご紹介するのは、「緑視率」が高いと思われる沿道の代表例。
この時期は特に緑豊かで道行く人を和ませてくれます。
<築地3丁目>
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<晴海1丁目2>
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<晴海1丁目6>
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<佃1丁目>
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<新川1丁目>
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<日本橋茅場町3丁目>
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<日本橋人形町2丁目>
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<日本橋浜町2丁目>
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<日本橋浜町3丁目>
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2010年6月15日 09:00
銀座・ミキモト本店(中央区銀座4)前「ミキモトガーデンプラザ」にアジサイが登場、初夏の彩りを添えている。
先月26日より登場したアジサイ。アジサイの属名「Hydrangea」はギリシャ語のhydroz(水)とangeion(容器)を合わせたもので、形状を「水がめ」に喩えたものといわれる。まさにこれからの季節にピッタリ。当初の品種は涼しげな「マリンブルー」。6月10日からは純白の「シュガーホワイト」と薄いピンクの「ジューンブライド」に変わっている。
同所はこれまでも「クリスマスツリー」、「京都の桜」、「花ハス」、「Bigカーネーション」など折々の季節感のある展示で知られる。
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2010年6月 3日 08:45
中央区の水域の面積は全体の18.3%。水域割合は23区内で最も大きく、「水の都」と呼ぶにふさわしい、貴重な水辺空間に恵まれたエリアといえるでしょう。
舟運の衰退や治水、高度経済成長期の機能優先の整備等々により街と水辺が分断された時期もありましたが、近年水辺の持つ自然環境や親水空間としての機能が改めて見直され、公園と公開空地の一体化整備やテラスの整備による快適な水辺空間の再生が手掛けられています。
水質浄化、生態系保全、水と緑の景観、水辺空間のアメニティ等への配慮もなされつつあります。
川面を流れる風や、水辺そのものが持つ冷涼効果、水と緑の景観価値等々益々注目です。
今回ご紹介するのは、街なかの散策途上で出会う、主として公開空地の水の"せせらぎ"。
木の葉を揺らす爽やかな微風と、浅瀬を流れる水の音。
オフィスや住宅の建物の谷間に造られたささやかな空間乍ら、安らぎのひとときを演出してくれます。
<新川住友ツインビル> <築地朝日新聞東京本社> <コレド日本橋アネックス>
<晴海トリトン> <ロイヤルパークホテル> <明石緑道>
<佃リバーシティ21> <ライオンズタワー月島> <月島サンシティ銀座EAST>