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2010年11月26日 10:00
海、イルカをテーマとしたユニークなクリスマスイルミネーションが、11月24日~12月25日の期間、晴海トリトンスクエアで開催中。
「水のテラス」を中心に、「シャイニーブルークリスマス」を謳い、オーシャンブルーの大海原のイメージやイルカの躍動感をテーマに、海を表わす「ブルー」を基調とした華やかで幻想的なイルミネーション。
波しぶきのイルミネーションを背景に小型プールの上には4頭のイルカの群れがイルミネーションで浮かび上がり、周辺の樹木イルミネーションは海中のサンゴのように煌めく。水のテラスのサークルはブルー&ホワイトの光が揺らぎ、足元・壁面ではムービングライトにより照射された"光のイルカ"が泳ぎ回る。
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2010年11月22日 08:15
治安の良さでは、世界的に定評のある日本。長い歴史の中で育まれ,今や国際語にもなった「KOBAN」の存在も大きいと云われる。その交番にも街なかでとても目立つもの、それとは逆に、公園や周囲の景観・建物と溶け込むように造られたものなど、さまざまな交番がある。街のあちこちにある交番をじっくり観察してみるのも面白い。
今回は築地警察署管内の"気になる交番"のご紹介。
<数寄屋橋交番> <銀座4丁目交番> <銀座1丁目交番>
<数寄屋橋交番>
東京都文化デザイン事業の一環として建てられたもの。
とんがり屋根に外壁は明治時代の銀座煉瓦街に因んだレンガ造り。デザインプレゼンの際、屋根上のデザイン模型が間に合わず、マチ針を仮留めし提案したところ、そのままデザインとして採用されたという逸話がある。
今や国際語となった「KOUBAN」の文字を前面に掲げる。
<銀座4丁目交番>
東京都文化デザイン事業の一環として建てられたもの。
スペースの制約がある中で工夫された造りの鏡張りの外観で、銀座の町並みを壁面に映し、周囲に溶け込んでいる。
以前屋根の上には安全カエルが置かれていたが、今は取り除かれている。
因みに交番の所在地は銀座5丁目。
<銀座1丁目交番>
東京都文化デザイン事業の一環として建てられたもの。
道路の向かい側に保存されている大正11年架け替え時の京橋の親柱に付けられた凝宝珠を模ったデザインの屋根。
外壁は明治時代の銀座煉瓦街に因んだレンガ造り。
丸窓といい庇といい、角の取れた丸みのある外観。
<銀座8丁目交番> <三原橋地域安全センター> <築地市場交番>
<銀座8丁目交番>
8丁目界隈は昔、新橋花街と称せられたところ。
現在は高級クラブが軒を連ねる。また界隈には画廊・ギャラリーも多い。
建物の色合いといい、形状といい、周囲に同化した外観。
婦人警察官配置のランドマーク(看板)を掲げる。
<三原橋地域安全センター>
メタリック調の筒型の外観。
四階建ての大きな建物。
横から見るとスペースシャトルの発射台のようにも見える。
平成19年4月1日からは、「地域安全センター」として運用されている。
<中央市場交番>
都民の台所、東京中央卸売市場(築地市場)の正門脇に位置する。
屋根部は警察官の制帽を模ったように見える。
24h.眠らぬ街区、地域の人々の安全な暮らしを支える役割を担っている。
尚交番にはその場所が遠くからでも目立つよう視認性を高め、デザインも交番に親しみをもってもらえるようなランドマーク(看板)が設置されている。
ランドマークには、3種類のものがある。
① ② ③
①主要駅、観光地、人の多く集まる主要施設、主要道路等の付近にある交番
②住宅街、商店街、幼稚園、学校等の付近にある交番
③女性警察官の配置されている交番
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2010年11月18日 09:15
今年も一年中で一番街中がキラキラと輝くクリスマスシーズンがやってきた。
2010年八重洲・日本橋エリアのイルミネーション。八重洲(さくら通り)⇒日本橋(高島屋・コレド日本橋・三越本店・三井本館・三井タワー・コレド室町・ユイト)に至るぶらぶら歩いて約30分の晩秋の光の街のご紹介。
10月28日に開業したばかりの「コレド室町」と「ユイト」が加わり、より一層賑やかで幻想的な空間が演出されている。
<さくら通り> <高島屋> <コレド日本橋>
<三越本店> <三越本店ショーウィンドウ> <コレド室町>
<三井本館> <三井タワー> <ユイト>
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2010年11月18日 09:15
銀座の夜空を彩る恒例の年の瀬の風物詩、クリスマス・イルミネーションが始まった。
1丁目(ポーラ)⇒2丁目(マロニエゲート・ベルビア館・ミキモトブティック・カルティエ・ティファニー)⇒3丁目(プランタン)⇒4丁目(ミキモト・和光)⇒5丁目(田崎真珠)⇒6丁目(松坂屋・交詢社ビル)⇒7丁目(資生堂・ノエビア・ジーキューブ)に至る、輝く街のご紹介。
今年は新たに和光本館の時計塔部分が1932年竣工以来初めてとなる特別ライトアップ。文字盤下のアラベスク(唐草)の透かし模様が美しく浮かび上がり、時計塔および建物正面の2階から7階までの36ヶ所の窓がLEDイルミネーションでツリーのように煌いている。
毎正時(16:00~24:00)にはチャイムに合わせたライトアップの演出も行われると云う。
<ポーラ> <マロニエゲート> <ベルビア館>
<ミキモトブティック> <カルティエ> <ティファニー>
<プランタン> <ミキモト> <和光>
<田崎真珠> <松坂屋> <交詢社ビル>
<資生堂> <ノエビア> <ジーキューブ>
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2010年11月17日 13:00
ほとんど雪の積もらない東京でも雪吊りは、冬の風物詩として風情がある。
11月16日浜離宮恩賜庭園において「雪吊りの伝統技能見学会」が開催された。 (17日も開催予定)
延遼館跡にて植栽木の冬支度(霜よけ、こも巻き、雪吊り<基本3様式、兼六園・南部公園・北部公園式の見分け方>)の説明を受けた後、雪吊りが完成するまでの研修生の伝統技能継承実習の様子を見学。
中島の茶屋脇には既に3つの雪吊りが設営されている。
<霜よけ> <こも巻き>
雪吊りの見分け方のポイントは、①先端の頭飾りと、②すそ周り(ブチ)の作り方。
<兼六園式>:帆柱の先端は飾りいぼ結びを施し、直接木の枝を荒縄で吊り込む。「リンゴ吊り」とも。雪の重みで枝が折れることを防ぐ実用的な雪国に適した元祖雪吊り。
<南部式>:帆柱の先端はバレンと云う吊り縄を編んだ飾り。すそ周り(ブチ)は竹の骨組(ばち)の先端に棕櫚縄を廻し、吊り縄を結ぶ。繊細で華麗な装飾的雪吊り。浜離宮は当該方式。
<北部式>:帆柱の先端はワラボッチと云う藁や菰を編んだ飾り。すそ周り(ブチ)は竹の骨組(ばち)の先端に割竹を廻し、吊り縄を結ぶ。装飾的雪吊り。
<霜よけ>:暖かい地方の植物(ソテツやディゴ)を寒さから守るため藁で作った覆いを被せたもの。
<こも巻き>:マツカレハ幼虫(マツケムシ)駆除、霜割れ防止。
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2010年11月11日 11:00
秋も次第に深まりつつある気配。ここ晴海トリトンスクエア「緑のテラス」壁面の「ナツヅタ」も真っ赤に染まり、やがて迎える冬の準備の始まりを感じさせてくれる。
緑の季節とは一味違った情感。
草木を飾る様々な「秋の実」にも花とは違った魅力がある。
今回は晴海トリトンスクエアの「緑のテラス」「花のテラス」「ノーストリトンパーク」から<秋の実>のご紹介。(右上はシラカシの"どんぐり")
<ミヤマシキミ> <ソヨゴ> <ベニシタン>
<シセントキワガキ> <シロヤマブキ> <ピラカンサ>
<ヒメリンゴ> <ヒメイチゴノキ>* <シシユズ>
<ミカン> <クスノキ> <サルスベリ>
ヒメイチゴノキ(ツツジ科):秋にアセビのような小さな白い花が房状に咲く。また同じ頃黄緑色の果実をつけ、黄色⇒橙色⇒赤色とほぼ1年かけて赤く熟すと云う。名前の由来は熟した果実がイチゴ似ということらしいが、実際は寧ろヤマモモの実に似ている。