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2012年7月20日 13:30
7月16日、今年も銀座ソニービルに沖縄から美ら海(ちゅらうみ)の仲間たちがやってきた。
沖縄「美ら海水族館」とコラボの夏の恒例企画。
屋外イベントスペースの大水槽では沖縄美ら海水族館生まれの29種約200匹の魚たちが泳ぎ回り、11:30~12:00&16:00~16:30の給餌タイムも人気の的。1Fエントランスホールの熱帯魚水槽では沖縄のサンゴ礁に暮らす18種約300匹の色とろどりの生き物に出会え、8FOPUSホールのマルチシアターではジンベイザメやナンヨウマンタが実物大で登場し、迫力ある泳ぎを体感できる。
加えて沖縄美ら海水族館開館10周年を記念して8FOPUSホワイエでは、卵から育てられたサンゴを特別展示。知られざるサンゴの種類や生態の不思議に出会える。
会期は9月9日まで。初日の16日にはオープンに先立ち、屋外大水槽前でセレモニーが行われた。
尚「SonyAquarium」では蓄電システムを活用して
電力を "貯めて使う" ことにより更なる節電に取り組んでいるとのこと。
<ネムリブカ> <ヒョウモンオトメエイ> <ナンヨウハギ>
<カスミチョウチョウウオ> <チョウチョウウオ> <モンガラカワハギ>
<セグロチョウチョウウオ> <クモウツボ> <タツノオトシゴ>
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2012年7月18日 08:30
毎年7月13日から15日の3日間、佃1丁目の「渡場通り」の広場中央に組まれた櫓の周りで行われる佃島の盆踊り。
謂れについては諸説あるらしいが、江戸期浜町にあった本願寺別院が明暦の大火後築地に再建されるに当たり、門徒であった佃島の住民一統が埋立工事に貢献。その完成の年の盂蘭盆会で、祖先の霊を祀る行事として始めたと云うのが有力とされる。
古くは日本橋や京橋一帯を踊り廻り、志を受けそれを築地本願寺に奉納してきたが、市中廻りを禁じられて以降は佃島の中だけで行うようになり、それが今日まで伝承されてきたと云う。
戦後東京都郷土芸能のひとつに数えられてきたが、昭和51年東京都の無形民俗文化財に指定された。
音頭取りのゆっくりとした節廻しの歌と単調なリズムの櫓太鼓に合わせ、踊り手が櫓の周りをゆったりと静かに踊り歩く。哀調を帯びた素朴な風情を今に伝える。
前半は子供たちの部。後半は大人たちが踊りの中心。
最終日には往年ほどには数が多くはないものの、仮装して踊る姿が見られる。
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2012年7月 3日 08:33
七夕(たなばた)は「しきせき」とも読み、五節句のひとつに数えられる。
琴座のベガ「おりひめ<織姫>(しょくじょ<織女>)」と鷲座のアルタイル「ひこぼし<牽牛>」が最も近寄る7月7日、年に一度の男女の逢瀬に擬え、願い事を書いた色とりどりの短冊を笹の葉に吊るし、星に祈りをする習慣が今も残る。
七夕の起源には諸説あるが、日本古来の豊作祈願の祖霊の祀り(お盆)に、①奈良時代に中国から伝わったとされる女性の技芸上達を願った「乞巧奠<き(っ)こうでん>」、 ②元々日本の神事で、乙女が着物を織って棚に供え、神様を迎え、人々の穢れを祓った「棚機<たなばた>」、③織女・牽牛の星合伝説 等が習合したものと考えられている。
晴海トリトンスクエアではこの伝統的行事を子供から孫の代に伝え、地域のつながりを育む願いを込め、6月30日から7月7日まで、「笹に願いを」という催事が開かれている。
①ロビー受付 ②花のテラス ③ふれあい通り ④トリトン通り 合計4ヶ所に七夕飾りが設置され、短冊・筆記具が用意されている。
また7月6日(金)12:20~13:00にはグランドロビーで「七夕コンサート」の開催が予定されている。
<ロビー受付> <ふれあい通り> <トリトン通り>