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2018年4月10日 12:00
4月8日は伝承に基づく釈迦の誕生日。別名「灌仏会」。
母親の麻耶夫人の夢に白い象が現れ、その後懐妊し、ルンビニの花園で釈迦は誕生し、生後すぐ7歩あゆみ、右手で天を、左手で地を指し、「天上天下唯我独尊」と唱えたとされ、この時、天から竜が現れ、甘露の雨を降らせ、その誕生を祝福したと伝わります。この故事に準えて、ルンビニの花園を模した花御堂を設え、中に誕生仏を安置し、甘茶を仏頭より灌いで釈迦の誕生日を祝います。
4月8日、築地本願寺では、釈迦の誕生日を祝う行事「はなまつり」が開催され、11:30からの灌仏会の法要に先立ち、11:00より、築地川公園脇から本堂まで、稚児衣裳を着た子供たちの「稚児行列」(交通安全パレード)が繰り広げられました。
境内には、築地警察署/京橋消防署ブース・移動動物園/遊園地等の体験コーナー、食事コーナー、売店コーナーが設営され、「大江戸助六太鼓」等のパフォーマンスも披露予定です。
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2018年4月 8日 18:00
晴海トリトンプラザ2F「i green ポケットプラザ 花・水・樹」の専属ガーデナーの案内で園内散策する毎月恒例のミニガーデンガイドツアーが4月5日に開催されました。
「花のテラス」では、真っ白なハナミズキの園芸品種 'ホワイトラブ' がまず目に飛び込んできます。目を転じれば、赤花品種 'チェロキーチーフ' がエレガントな印象。
ベニバスモモは咲き終わりましたが、小型の改良品種 'システナ' は丁度見頃。可愛らしいピンクの小花に銅葉のコントラストが見事です。「緑のテラス」のアメリカハナズオウの紫色の小花が枝を覆う様は一際目を引きます。シロバナマンサクのブラシ状の花形も印象的。ヨシノツツジ等のツツジ類も咲き始め、ツバキ 'エリナ' の淡桃色の小花がしなやかな枝に咲く様も可憐です。
花壇は年に4回の花の植替え期。新たな新顔もいろいろと登場し、目を楽しませてくれます。
所謂 "山笑う" 季節の移ろいを肌で感じるプランツウォークでした。
左から、'システナ'、アメリカハナズオウ、シロバナマンサク、ツバキ 'エリナ'、花壇新顔のカンガルーポー
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2018年4月 7日 18:00
中央大橋から相生橋南に至る隅田川派川沿いに立地する石川島公園の南端、相生橋南西詰の複合施設「相生の里」前広場の植え込みに植栽されている「キクモモ」が、今年も綺麗に咲き誇っています。
バラ科サクラ属の落葉小高木の「モモ」の内、花を観賞する「ハナモモ」の一品種で、名前は花形がキク(菊)に似ていることに由来し、別名「ゲンジグルマ(源氏車)」。
数多くの雄蕊が変化したとされる細長い花弁が折り重なって咲き、びっしりと枝を覆う様は個性的な華やかさです。
艶やかな八重の濃紅色の花姿は人目を引き、花香る爽やかな季節に、彩りを添えています。
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2018年4月 6日 12:00
浜離宮恩賜庭園の、主として「潮入りの池」の「御伝い橋」から「横堀」の「海手御伝い橋」までの池畔に植栽されている、所謂「サトザクラ」が咲き揃い始めました。
華麗な花を咲かせる品種が多く、"八重桜" と呼ばれるものの大半はこのグループに属するとされます。
純白の八重の大輪の「白妙」に加え、「五色の八重桜」と称えられる、白色~淡桃色の「一葉」、薄紅色の「普賢象」、紅色の「関山」、黄色の「鬱金」、淡緑色の「御衣黄」。
花弁が幾重にも折り重なって、枝にボリューム豊かに咲き誇る様は艶やかで、ソメイヨシノとは一味違う風情を醸し出しています。
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2018年4月 4日 12:00
カタール王国王妃の提案により、2007年12月18日開催の国連総会に於いて決議された、4月2日の「世界自閉症啓発デー」。
4月2日~8日は、自閉症をはじめとする発達障害啓発週間として、各地でシンポジウムの開催等、広く啓発活動が行なわれ、誰もが幸せに暮らせる社会の実現に向けた取り組みが実施されています。
2日夜、東京タワーが自閉症への理解を求める活動のシンボルカラーである青色に染まり、勝どきの隅田川テラスから、築地大橋越しに幻想的な「ダイヤモンドヴェール アクアブルー」の耀きが望めます。
青色には「癒し」や「希望」といった意味が込められており、この日全国100個所余りの施設で「ライト・イット・アップ・ブルー キャンペーン」実施予定と聞きます。