[ジミニー☆クリケット]
2012年2月29日 08:30
2月24日のよく晴れた暖かい金曜日のお昼、築地本願寺の「ランチタイムコンサート~2000の風~」に行ってきました
築地本願寺は、正式には「浄土真宗本願寺派本願寺築地別院」と言います。
現在、築地3丁目にあるお寺は、当初、浅草近くの横山町にありましたが、江戸の振袖火事(1657年)で焼けた後、旧地への再建が許されず、その替え地として下付された八丁堀の海上()を、信徒が中心になって埋め立てて()建てた(1679年)ものです。
関東大震災で焼失後再建された本堂(1934年)は、外観が石造りの古代インド風でインパクトがありますが、このお寺には、仏教寺院には珍しい「パイプオルガン」があります
毎月最終金曜日には、このパイプオルガンによる「ランチタイムコンサート」が開催されています。
入場は無料で、誰でも自由に参加できます。時間は、12時20分~50分の約30分間
本日の演奏者は、大山智子さんでした
演奏されたのは、バッハやメンデルスゾーンなど3曲で、たくさんの人が聞き入っていました
食事をすませ、週末を控えたお昼時に、お寺の本堂で聞いたパイプオルガンは、華やかで軽やかだったり、荘厳で重厚だったり、大変心地よく、心を和ませてくれるものでした
次回のコンサート開催日は3月30日(金)、最寄駅は、東京メトロ日比谷線「築地」駅下車徒歩1分です
詳しくは、築地本願寺のホームページをご覧ください ⇒ 築地本願寺
[ジミニー☆クリケット]
2012年2月 7日 08:30
先週、お稽古風景を取材させていただいた新富座こども歌舞伎が、2月5日の日曜日、鉄砲洲稲荷神社の神楽殿で節分祭奉納公演を行いました
当日は、寒さもいくぶん和らぎ、小学生の歌舞伎を観ようと開演前からたくさんの観客が詰め掛けていました
まずは、口上。これで演目への期待がぐっと高まります
最初の演目は、寿式三番叟おめでたい舞踊に舞台が華やぎます
続いて、三人吉三巴白浪-大川端庚申塚の場-では、名セリフの数々が堪能できました
幕間には、保護者の方々による富くじ大会がなんと私も当たってしまいました
白浪五人男-稲瀬川勢揃の場-では、五人一人一人のセリフに拍手と声援の中、写真は
かわいく見得を切る赤星十三郎(左下)と、りりしく見得を切る南郷力丸(右下)
写真ではお伝えできませんが、それぞれの舞台に、本当に大きな拍手とたくさんの掛け声がかかっていました
まさに、江戸の頃から「芝居の街」としての文化を育んだ中央区らしい公演でした
次回公演は、5月5日、同じく鉄砲洲稲荷神社での例大祭公演とのこと
詳しくは、「新富座こども歌舞伎」のホームページをご覧ください → 新富座こども歌舞伎
[ジミニー☆クリケット]
2012年2月 1日 08:30
1月29日(日)、本番を1週間後に控えた新富座こども歌舞伎のお稽古の現場にお邪魔しました
この日のお稽古場所は、中央区立女性センターブーケ21のワークルーム。ふだんは、京橋プラザでお稽古されているとのこと。
お稽古に先立ち、お昼を食べながら、こどもたち、指導に当たられた先生、OB、ボランティア、保護者の方々による決起集会「えいえいおーっ
の会」が開かれました
そして、そのあとのお稽古は、当日の演目順に、本番さながらの「口上」
二人の息の合った「寿式三番叟」と真剣そのもの
「白浪五人男」のお稽古では、「とわれてなのるもおこがましいが・・・」「さてどんじりにひけぇしは・・・」と、河竹黙阿弥の七五調の名セリフが、朗々と部屋に響き渡りました
本番は、
2月5日(日)午後1時30分開演、終演2時50分の予定です
場所は、鉄砲洲稲荷神社の神楽殿。公演は無料です
幕間には、富くじもありますよ
寒さを吹き飛ばす中央区の小学生14名によるこども歌舞伎、
是非見に来てください
えいえいおーっ
*鉄砲洲稲荷神社は、最寄駅JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅から徒歩5分です。
*新富座こども歌舞伎の公式ホームページはこちら ⇒ 新富座こども歌舞伎