[滅紫]
2013年5月18日 09:00
新開場以来たくさんのコラボ商品が生まれた歌舞伎座記念商品に新しいものを発見。歌舞伎座のお向かいにある「いわて銀河プラザ」で販売されている「歌舞伎座せんべい」(岩手屋)と「豆屋大原」の「歌福豆(kabuku-mame)」(三越銀座店の限定販売)です。
「歌舞伎座せんべい」は日経でも紹介されていましたが、従来の南部せんべいに定式幕の色にあわせ「ごま、りんご、かぼちゃ味」をセットにした新商品。9枚筒入り950円と8枚袋入り530円の2種があります。
従来の南部せんべいのプレーンなものにはクリームチーズを載せてよく頂いているのですが、これはまた新しい味です。お土産に差し上げるにもお手ごろで、歌舞伎座の売店でも販売しているとのことです。
「歌福豆」は銀座三越でたまたま見つけました。開場を記念しての創作だそうで、こちらも定式幕の3色を黒ー竹炭、赤ー海老、緑ー抹茶で表したとの事。キャッチに「映画にポップコーン」のように「豆をつまみながら歌舞伎を観劇するスタイル」を流行らせたいーとか。
こちらは三越銀座店での限定販売とのこと。「観劇の往き帰りに是非」とのことでした。
どんどん新商品も生まれ、街全体で「新歌舞伎座」を盛り上げているようです。「純金製大判・小判」にはちょっと手が出し難いですが、こちらはお気軽に是非。お土産にもご自宅用にも話題になること請け合いです。
「歌福豆」は3個セットで1050円です。
[滅紫]
2013年5月15日 09:00
杮葺落公演も2ヶ月目に入ったが相変わらずの賑わいぶり。「新しい歌舞伎座に是非」と頼まれていた知人たちを案内するためGW明け2日続きの歌舞伎座となった。幕間にお土産処「木挽町」や3Fになった「めでたい焼き」、
喫茶を案内したが漸く他の方にぶつからずに歩ける程度にゆとりが。レジの方と「歩けるようになりましたね」と笑いあった。今さらながらに4月の混雑振りは凄かった!嬉しい発見がひとつ。1日目は3列めだったので感じなかったのだが、2日目は席がとりずらかったらしく12列目で「見難いかも」と心配していたら、これが改装前よりはるかに観易くなっている。「1階の勾配を強くした」と発表されていたのを実感した。前の席に大柄な方がいらっしゃっても何とか大丈夫そう。
舞台も近くなった印象で知人たちも大満足。
第一部「鶴亀」「寺子屋」「三人吉三」、第2部「先代萩」「吉田屋」
「三人吉三」は菊五郎、仁左衛門、幸四郎さんという贅沢な顔合わせ、「吉田屋」も名コンビの仁左衛門、玉三郎さんという美男美女の組み合わせとあって余り歌舞伎と縁のなかった友人たちも堪能したらしく、案内役の私も「ほっと」した。新開場を機に歌舞伎ファンが少しでも増えてくれれば本当に嬉しい。
満席続きのようですが、日にちによってはまだ取れるようです。
チケットホン松竹:0570-000-489(10:00~18:00) 千穐楽29日
第3部「石切梶原」「二人道成寺」
[滅紫]
2013年5月 8日 09:00
5月5日は「こどもの日」。「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに母に感謝する日」として昭和23年(1948)に国民の祝日に定められました。江戸時代の乳児死亡率は高く20~25%にのぼっていたとか。子福者として有名な11代家斉は名前が確認できるだけでも52人の子どもに恵まれたもののそのうち25人が夭逝しています。子どもの健やかな成長を願うのは将軍家も庶民も同じというわけで江戸中期江戸城内の子育て祈願の稲荷を町名主の弥左衛門が町内の守り本尊として分祀したといわれているのが「宝童稲荷神社」ちょっと分かり難い路地の中にありますが、写真を撮っている2-3分の間に3人の方がお参りされました!!
「佃天台地蔵尊」も同じく路地の中。「地蔵比丘といわれた妙運大和尚が八万四千体石地蔵尊建立を発願され崇徳院宮の描かれた地蔵尊を拝写。全国の信者に賜った」と地蔵尊の縁起にありました。「地蔵菩薩」の「右手に宝珠、左手に錫杖」というお姿で天台地蔵比丘妙運」の刻銘があり平らな自然石に刻まれていることも珍しいとのこと。
GWも終りに近づき、「風薫る5月」と思わず月並み表現が出てしまうほど気持ちの良いお天気が続いています。江戸時代から「子どもの健やかな成長を祈り続けてきた「子どもの守り神」を散歩の途中ちょっとお参りしてみませんか。
「宝童稲荷神社」銀座4-3-14
「佃天台地蔵尊」地下鉄月島駅6番出口より徒歩 3分