[滅紫]
2016年3月14日 12:00
3日から幕を開けた襲名披露公演は新雀右衛門さんが「時姫」「雪姫」と歌舞伎の「三姫」と呼ばれる難役の2役を昼夜で演じるというのが話題です。特に昼の「鎌倉三代記」の時姫は初役とのこと。新雀右衛門さんの意気込みが伺えます。 7日目の歌舞伎座です。朝からの雨で着物姿が少ないのはちょっと残念ですが、満席!襲名のご祝儀幕は松尾敏男先生の作。撮影の人が目立ちます。私も早速。
夜の部は「双蝶々曲輪日記」の「角力場」。濡髪は橋之助さん、菊之助さんは放駒と与五郎の2役。さて、「口上」です。藤十郎、幸四郎、吉右衛門、仁左衛門さんと幹部役者が舞台上にずらりと並ぶのは壮観、豪華です。いつも口上の席でユーモアたっぷりに笑わせてくれる菊五郎さんが体調不良で初日からお休みで姿が見えないのは残念。襲名の舞台美術も松尾敏男先生で素敵です。 いよいよ「金閣寺」です。縛られた雀右衛門さんの雪姫に満開の桜吹雪がふりかかるシーンはいつ見てもただただ美しいの一言。大膳は幸四郎さん、此下藤吉は仁左衛門さん、慶寿院は藤十郎さん、他に梅玉、歌六さんと襲名公演ならではの豪華な配役です。 出かける前は珍しく体調不良だったのですが、芝居を見ているうちにどんどん回復してくるのが何とも不思議。舞台の熱気が影響するのでしょうか?京屋ラベルの日本酒沢野井の特製ボトルも販売されています。襲名グッズもたくさんありますので幕間に覗いてみてください。
千穐楽は27日 お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489(10時~18時) 菊五郎さんは12日から復帰されました。
[滅紫]
2016年3月 3日 16:00
「全国の特色ある醤油 松屋銀座に80銘柄」という日経の記事を見て早速のぞいてみました。[職人醤油」を展開する伝統デザイン工房の本社は前橋市で前橋以外での出店は今回が初めてとのこと。伺ったのはオープン5日目、松屋銀座の地下2階です。エスカレーターを降りたところに「職人醤油オープン」のお知らせが。直ぐ左のコーナーに「職人醤油」の洒落たロゴマークが目に入りました。お醤油のテイステイング!!をしながら色々質問しているお客様が見えます。100mlの可愛いボトルに入ったお醤油がずらり。「白醤油」「淡口醤油」「甘口醤油」「濃口醤油」「再仕込醤油」「溜醤油」と分類されています。全国から選ばれた80種類の職人さんこだわりのお醤油です。それぞれの特徴あるラベルデザインも相俟ってとても素敵なディスプレイです。全国ブランドの濃口と淡口しか日頃使っていない私には初めてお目にかかる銘柄・醸造元ばかり。「甘口」「溜」はいただいたことがありますが「再仕込醤油」という種類もあるのですね。このお醤油がどんな料理に合うのか図解したパンフレットが用意されていて、「アイスに合う!?」「鶴醤」というのまでありました。この80種のお醤油は社長の高橋さんがご自身で全国を回って探されたものとのこと。可愛いデザインのボトル揃いで目移りしてしまいましたが、今回は「しろたまり」「薫紫」「うすくち天然醤油」をいただきました。今オープン記念で1000円以上購入すると1本おまけがついてきます(1本400円~600円くらい)。今回は「横浜醤油」。横浜でお醤油製造しているの?
「薫紫」はお醤油をスモークした燻製醤油で「ステーキやローストビーフなどに直接かけると美味しい」といただいたパンフにありました。「このお醤油に合わせてどんな料理を作ろうかな?」と逆パターンで考えてみるのも楽しくなるようなお店です。ちょっとしたプレゼントにも目先が変わっていておススメです。さあ、今回のお醤油には何が合うかしら?
「職人醤油」松屋銀座店 B2 10時~20時
[滅紫]
2016年3月 2日 14:00
お笑い、俳優、映画監督とマルチな才能の持ち主「ビートたけし」が今回は「アートに挑戦」というので早速のぞいてみました。「『絵を描く』という行為は唯一の『仕事ではない』表現」という事務所の森社長の会場入り口の言葉が印象的です。
会場に入って目につくのは来場者に男性が多いことです。珍しい。絵画や版画、コラージュ作品まで展示された100点にはタイトルもありません。天真爛漫というか「子供のようにピュアな視点」というのか、ただ見ていると思わず笑ってしまう、とても楽しい気分にさせてくれる作品の数々です。「天才たけし」の初の個展是非ご覧ください。
松屋銀座 8階イベントスクエア
会期:3月7日(月)迄
開場時間:10時から20時(最終日17時閉場)
入場料1,000円