[杏葉牡丹]
2013年4月24日 14:00
毎年恒例となった築地場外市場の「春まつり」。
今年は本願寺の親鸞聖人750回大遠忌ということもあって、4月27日~5月3日までのゴールデンウィーク目一杯の拡大版です。
まずは4月27日~29日までの3日間は、本願寺境内に『750広場』が出現!
岩手・宮城・福島や東京近県の物産品に、ご当地グルメが大集合。
ご当地キャラも集結します。
場外市場の方では4月27日~5月2日の間『750フェア』を開催。
特選品が目白押しの上に、レシート千円ごとに抽選で豪華商品が当たります。
そして5月3日は待ってました!の『半値市』。
各店自慢の逸品が、なんと半値の、売切御免です。
大変な混雑が予想される、この半値市。
地元ならではの裏技を、ご伝授致します。
①半値市のスタートは10時からなので、その前に各店の半値になる品のリストと地図のチラシを入手しておく。
②チラシをチェックして、買いたい品の優先順位をつけること。
→数量限定の物がほとんどなので、早く無くなりそうな店から並ぶ。
卵焼きの「松露」は大人気なので、他の買い物をしていたら売り切れになってしまうことも有り。
③急がばまわれ→細い道は混雑するので、晴海通りや新大橋通りの反対側にまわってしまった方が、かえって早い場合も有り。
④一服するなら、築地川公園か東銀座まで行く→市場にはゆっくり座って落ち着ける場所が少ないので、お天気が良ければ、本願寺裏の築地川公園まで行ってしまいましょう。
市場の賑わいが嘘のように、緑が多く、鳥の鳴き声が聞こえる落ち着いた場所です。
また、5~6分歩けば、今一番話題のスポット歌舞伎座のある東銀座で、周辺にはゆっくり落着つけるカフェやレストランがいくつもあります。
ちょうど東銀座駅50周年記念スタンプラリーも実施中。
ゴールデンウィークは築地に行くっきゃないでしょう!
[杏葉牡丹]
2013年4月 6日 10:00
行って来ましたっ!
新しい歌舞伎座の柿葺落公演、しかも4月2日の初日です!
早くから切符を売り出していたものの、多彩な演目に豪華な顔ぶれで、どれを見ようか迷っているうちに時期を逃してしまい、ほとんど諦めていました。
ただ、当日しか売り出さない4階の「一幕見席」なら、中日を過ぎて少し落ち着いた頃なら、並べば何とかなるのではと、望みを繋いでいました。
それでもさすがに初日は無理だろうと諦めていたのですが、午前中に用事を済ませた帰りに、一幕見席の切符売場に立ち寄ったところ、6時開演の三部なら、1時間半位並べば買えるというではありませんか!
これは見ない手はないと、早速列の最後尾に。
係の方や前後に並んだ方達と歌舞伎の話をしていたら、あっという間に時間がたってしまいました。(5時30分に照明がついてライトアップされたときは、大拍手でした)
ちなみに「一幕見席」とは、4階に設けられた、何幕かある演目のうちの一つしか見られない専用席。
お値段は幕によって違いますが、一番安い3階B席よりも安くなります。
幕が替わるごとに入れ替えになるので、通常の席に紛れ込まないように仕切りがあり、食堂や売店・ロビー等には行けないのが、ちょっと残念。
4月公演では第三部は「盛綱陣屋」と「勧進帳」の2幕があるので、「盛綱陣屋」が終わった段階で入れ替えになります。(ただし切符を買う時に「勧進帳」の分も一緒に買う事ができるので、両方買っていれば、居残ることができます)
現在の歌舞伎公演は、他の演劇と違って、一つの物語を最初から結末まで演じることは少なく、異なった物語の有名な一幕を取り上げて独立したものとし、それらを組み合わせて一つの公演とするやり方が、多く行われています。
勿論ストーリーを全て知っていた方が理解が深まるのは確かですが、そこの一幕だけでも十分にお話として成り立ち、見せ場もあって楽しむことができます。
学生時代は少ないお小遣いの中でやりくりしなければならず、この「一幕見席」には随分お世話になったものです。
当時は急な傾斜の階段しかなくて、自由席なので少しでも良い席をと一気に駆け上がったものでした。
ところが、今度の建物は、専用の入口から入ればすぐにエレベーターがあって、楽に4階まで行く事ができて、やっぱり新しさを実感。
更に嬉しかったのは、以前は見えなかった花道がちゃんと見えるではありませんか!
「花道が見える」というのは凄く重要なことで、歌舞伎では主要な人物が花道から登場したり引っ込んだりしますが、その途中で必ずセリフを言ったり、演技をしたりします。
以前の4階の一幕見席では、音だけが聞こえて想像するだけだったのですが、新しい劇場では、弁慶の飛六方の引っ込みをちゃんと見ることができて大感動です。
勿論、歌舞伎座は劇場全体が一つのテーマパークの様なもので、食事をして、ロビーを歩き、そこでしか買えないものを売店で買い、調度品や装飾品・飾ってある美術品を見たりするのも、大きな楽しみです。
今度こそは頑張って、前売り券を入手したいと思っています。