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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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るかなび ~あなたの健康ナビゲーター~

[Silver Fox 007] 2018年7月27日 09:00

東京メトロ日比谷線築地駅から聖ルカ通りを聖路加国際病院の方に歩くと、築地川公園の手前にガラス張りの建物があります。タリーズコーヒーがまず目に入り、その入口で青いクマちゃんが「るかなび」をご案内しています。何だろうな~?と横目でながめながら通っている方もあるのではないでしょうか?

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コーヒー飲まないと入れないのか?なんてドキドキしつつ入ってみました。注文カウンターには近寄らず、ずいっと奥へ。たくさんの本が柔らかい照明の下にずらり、ちょっとした図書館のようです。その右手に受付。

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どういう場所なのか、お話を聞いてみました。ここは聖路加国際大学の一部で、一言でいうと、健康のことを誰でも何でも相談できるところ、でした。一般の人々が「自分の健康を主体的に自分で創る」ことができるようにナビゲートしているのです。

聖路加は中央区内の大学・大きな病院としてご存知の方も多いと思います。地下鉄サリン事件(この事件を知らない世代も増えてきましたね)では、救護に尽力したことで覚えている方もあるでしょう。セイロカと読む人が多いんですけど、本当は『セイルカ』。そのセイルカのスタッフ(主として看護師)があなたの健康をナビします、ということで「るかなび」。クマちゃんはポルカという名前で、方角を知る目印となる北極星(ポーラスター)を含むこぐま座をイメージしているそうです。なぜ青か?というと、スクールカラーだから。学生のワンピース型実習服がこの色だった時代もあったそうです。

2003年から始まった「るかなび」は、このガラス張りの建物(大村進・美枝子記念聖路加臨床学術センター)の2016年春の竣工にあわせてこちらに移転。コーヒー片手にゆったりと、健康に関する本を読んだり健康について相談したりと、より多くの皆さんに利用していただけるよう、広いスペース、くつろげるスペースに引っ越してきたそうです。

平日10時~17時が基本の利用時間で、土日はお休み。簡単に紹介すると・・・

  • 看護師による健康相談(30分500円~)
  • 健康チェック(有料の骨密度測定、体組成測定、握力測定あり)
  • 健康に関する図書の閲覧(無料、あなたに役立つ本を探すお手伝いあり、貸出なし)
  • ミニ健康講座や心をいやすミニコンサート(毎月開催、参加費200円、申込不要)
    7月は26日(木)12:30~13:10にフルートコンサート開催です。

利用の詳細はhttp://research.luke.ac.jp/lukeNavi/index.htmlをご覧ください。

より健康にすごしたい・今の健康状態に不安や悩みを抱えているなど、「あなたの関心・目的にあわせてナビします!」とスタッフの看護師さんはお話しくださいました。

なお、ベビーカーや車いすなどが入りやすい平らな入口が大学側にあります。守衛さんににっこり笑いかけ、「るかなびへ」とおっしゃるといいですよ。

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※掲載については、聖路加国際大学様のご協力と許可およびタリーズコーヒー様の了解をいただいております。

 

 

7月第4日曜日は何の日?名橋「日本橋」橋洗い

[Hanes] 2018年7月26日 12:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
突然ですが皆さんに質問です!
7月第4日曜日(今年は22日)は何の日だったでしょうか?
答えは...

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中央区では夏の風物詩として定着している名橋「日本橋」橋洗いの開催日
天気に恵まれ、日本橋に通勤・通学している方をはじめ有志が集い、
この日の日本橋は朝からにぎやかで涼しいスタートを切りました
今回はそんな橋洗いの様子をお伝えします!

9時を目安に日本橋に行くと、既に参加者の皆さんが集まっており、
会社ごとに記念撮影等をしていました。
その一方で、消防団の皆さんは、清掃用に水をたくさん確保し準備万端

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その後しばらくすると、「道路を空けてください」とのアナウンスが...
何が起こるのかと思って見ていると、勢いよく水を撒く散水車がやってきました!
なんとここで使用されている水は、再利用水とのこと。
思いがけなく環境にやさしい取り組みを知ることができました
散水車が通り過ぎてからは、さらなる水の確保のためのホースの準備開始。

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こうして一旦道路全体に水がいきわたると、皆で橋洗いスタート!
橋の中心には日本橋勤務の方々が多く、少し離れた場所では、地元の小学生たちが一生懸命にブラシで橋や道路をゴシゴシ

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ある程度橋や道路がキレイになった頃(10時前)、ついにはしご車がスタンバイし、
「日本橋」のプレートへの放水が行われ、この朝一番の盛り上がりを見せました

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その後、地元の小学生2名が消防団の方とともにプレートを掃除し、橋洗い終了

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参加された皆さん、暑い中本当にお疲れ様でした!
今回、私は初めて橋洗いを見ましたが、
・予想以上に多くの方が参加していたこと
老若男女誰でも楽しめること
・社員のみならず同じエリアで勤務する者同士の良い交流の場となっていたこと
・皆が日本橋をキレイにしようという同じ目的のもと頑張っていたこと
は特に印象に残りました。
これからもずっと続いてほしい素敵な行事です

 

 

生物多様性展〔中央区立環境情報センター〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年7月26日 09:00

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京橋3丁目にあるエコなビル、東京スクエアガーデン6階京橋環境ステーション内の中央区立環境情報センター展示スペースで、「生物多様性展 ~ムシ・タネなどから見る色や形~」が開催されています

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開催期間は、7月3日)から8月30日)までです。

開催時間は、9時から21時までです。

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会場では、めずらしい昆虫の標本や、巨大な植物の種子が展示されています

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また、それらのにスポットを当てて、生物多様性についての説明やその危機的な状況の説明がわかりやすくされています

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会場の展示物に実際に触ることができたり、今まで見たこともなかったような物も展示されていたりして、とてもおもしろく興味深いです

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動物にひっつくタネ果実)の中に、「ライオンゴロシの果実」というのを見つけて、びっくり

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お子様の夏休み期間中ずっと開催されています

ご家族で是非お出かけください

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なお、今回も会場内での写真撮影および当ブログ記事での紹介についてご了解をいただきました

ありがとうございます

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中央区立環境情報センターのHPはこちら ⇒

https://eic-chuo.jp/

 

 

常盤橋にゴジラ参上。

[柴犬] 2018年7月24日 09:00


東京駅の北側、日本橋との中間地点にある常盤橋エリアが大規模再開発中です。完成は2027年。緑に囲まれた新しい街が誕生します。詳しくは→こちら


さて、それに伴いまして!

現在、常盤橋に歴代ゴジラが上陸中です。


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正確には、工事の仮囲いがゴジラギャラリーになっているのです。


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全29作品の当時のポスターや解説、年表などがずらりと並び、昭和の世相が伝わってくる大変見ごたえのある通りに変貌しています。


もちろんシン・ゴジラも。


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ゴジラの足跡もありますので見逃さないで下さい!


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全長は140メートルあり、見ながらゆっくり歩くと15分くらいでしょうか。途中にベンチがあります。期間は来年の2月20日までです。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。



開発名になっている常磐橋は明治の頃に作られた石造りの素敵なアーチ橋で、現在修復工事中です。こちらも、いつかまた見れる日が来るのがとても楽しみです。


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常盤橋を北に渡ると渋沢栄一像があり、日本の金融界を見つめています。東京近郊にいくつもある栄一像で、これが一番似ている!と個人的に思いますので、良かったらこちらもぜひご覧になってください。金運が上がるかも...。すぐ近くにある貨幣博物館も大変オススメです。お金の歴史を体感しながら学べるので、夏休みのお子様にも楽しんでいただけると思います。入館無料です!


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宝くじドリーム館(東京) 宝町にあり ランチタイムコンサート、寄席も人気です

[銀造] 2018年7月23日 18:00

 宝くじドリーム館(東京)は、都営地下鉄浅草線の宝町駅近くにあります。東京メトロ京橋駅からも至近です。

ちょっと京橋で食事の後、出かけました。

宝くじを購入し、1億円が当選した夢を見て、その重さを味わいました。

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 そして、当選したその日の為に、心構えを読んでみました。宝くじの歴史も学ぶことができます。

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 楽しいイベントのご案内を見つけました。ランチタイム・クラシック・コンサートです。

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こちらは、7月25日に開催される「ラテンなひととき」のご案内。そして、8月8日のランチタイム寄席のご案内です。

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宝くじドリーム館の詳細は、こちらを御覧下さい。http://www.takarakuji-official.jp/know/dreamplace.html

 

 

【日本におけるロシア年】中央区で楽しむロシア文化

[Hanes] 2018年7月21日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
7月後半になり、会社でも学校でも夏休みの時期になりました。
皆さんの中には、遠くにご旅行に行かれる方もいらっしゃるかもしれません飛行機
今回は、「飛行機不要?ギリシャ・イタリア小旅行」に引き続き、
中央区内でロシアを満喫できる今オススメのスポットをご紹介します

◼️ロシア・ソビエト映画祭
7月10日から、国立映画アーカイブ開館記念 日本におけるロシア年2018として
下記の通り「ロシア・ソビエト映画祭」が開催されています

期間:2018年7月10日(火)~8月5日(日)※月曜休館
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)
ウェブサイト:「国立映画アーカイブ開館記念 日本におけるロシア年2018 ロシア・ソビエト映画祭」

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この映画祭では、社会主義、戦争、皇帝等、映画制作当時の社会情勢や思想を反映した
リアルな作品が数多く上映されています。
中には戦時中に疎開先で撮影したり、撮影の一時中断を経て完成したり、
権力者の圧力によりなかなか公開できなかったり...といった
映画の内容のみならず、制作背景までもが興味深いラインナップになっています

私は、14日に上映されたノーベル文学賞受賞作家ミハイル・ショーロホフの小説
『人間の運命(原題:Судьба человека)』にもとづく映画を鑑賞してきました。
第二次世界大戦の勃発により、心身ともに苦悩を強いられることとなった主人公...
20世紀のロシア文学ならではの暗さはあるものの、
「いかなる逆境でも家族を思い強く生きる」といった現代にも通じる強いメッセージが込められた作品となっています。
また、主人公を演じたボンダルチュクの初監督作品ということもあり、
映画がお好きな方にとってはまた別の角度からも楽しめるのではないでしょうか

◼️ロシア料理
中央区内には、ロシア料理が食べられるお店が数件ありますが、
その中でも一押しなのが、ロシア料理レストラン ロゴスキー

場所:銀座5-7-10 EXITMELSA(イグジットメルサ) 7F
営業時間:公式HPよりご確認ください。

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なんとこちら、1951年創業の日本初のロシア料理レストランなんだそうです

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ロシア料理の定番、ピロシキ、ボルシチ、つぼ焼きは勿論のこと、
ロシア料理になじみのない方にもオススメしたい、ペリメニ(水餃子)、
毛皮のコートを着たにしん(ミルフィーユ仕立てのサラダ)、ブリヌイ(ロシアのパンケーキ)も提供されています!

ピロシキはテイクアウトが可能と、お急ぎの方には嬉しいサービスもあります
今回は、サワークリーム入りでロシアの家庭料理を思わせる野菜ピロシキをテイクアウトしてみました

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野菜とともにソテーされたマッシュルームも入っており、
温めて食べるとサワークリームの風味が引き立ち、美味しくいただきました

◼️メッセンジャーの像
ロシア映画、料理ときて、中央区ゆかりのロシア出身者として思い浮かんだのが、
中央大橋にある「メッセンジャーの像」を制作した彫刻家オシップ・ザッキン
(※ロシア帝国時代のロシア出身のため、出身地は現在ベラルーシに属しています。)

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この像は、1937年にパリ万国博覧会に出品され、彼の大作の一つとされています。
また、東京・隅田川とパリ・セーヌ川の友好を記念し、パリから贈られたもので、
彼がパリを拠点にしていたことからも、フランスのイメージが強いかもしれませんね。

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ここまで3つのロシアに関するスポットをご紹介してきました。
「日本におけるロシア年」としてロシアとの交流が盛り上がりを見せる今年の夏は、
中央区にてロシア文化を五感で体験してみてはいかがでしょうか

※本記事につきましては、国立映画アーカイブの広報担当の方およびロゴスキーのスタッフの方に掲載許可をいただいております。