[滅紫]
2012年9月 7日 10:00
「残暑は厳しいものの朝夕の風には秋の気配が・・・・」というのがこの時期の時候挨拶の定番ですが、今年は暑い!日本は亜熱帯を通り越し熱帯入りしたというのが真実味を帯びてくるこの頃です。とはいうものの9月も2週目ともなると流石に薄物も着られず、手入れを頼みに久しぶりに呉服屋さんに出かけました。
「つづれ屋」さんは昭和7年(1932)創業の今年で80周年を迎える老舗です。最初のお店は浅草で紳士物が専門。昭和初期という時期もあり場所柄、粋どころや落語家のお客さまも多く、黒門町の師匠も顧客のお1人だったとか。その後日本橋に移り婦人物に特化。お振袖を始めとする伝統的な絵柄の古典着物と帯に定評のあるお店です。
うだるような暑さの中を一歩店内に入るとそこはすっかり「秋」。薄色やあっさりした絵柄の多かった夏物と異なり、こっくりした染め色の秋冬の柄や色を眺めていると季節はいつの間にか変わっているのだと感じられてきます。隣のご家族連れの方はお嬢様のお振袖をお探しのご様子。「こちらもどう?」「あちらも?」と楽しそうな着物選びについこちらもニコニコ。
「ちょっとお時間おありなら見ていただきたいものが。・・」「ああ!これが危ない」と危険を察知したものの着物好きは誘惑には弱い。並べられる品は当方の好みを熟知したものばかり。「そういえばお茶会がいくつか入っていたな」と思ったらもうお終い。・・・・・
外に出ると暑さはまっさかり!「秋」はまだ呉服屋さんの中だけのようです。つかの間の「秋」を感じに呉服屋さんにお出かけになりませんか。
つづれ屋日本橋本店
日本橋室町1-3-8TEL3241-7271三越日本橋店並び
つづれ屋銀座店
銀座5-8-3 TEL3541-3696
銀座駅A5出口すぐ
[Mr.Chuo-ku]
2012年9月 3日 08:54
隅田川に架かる橋のうち、中央区あるこの橋(↓)をご存知でしょうか?
実はこの橋は2012年現在、まだ存在しておらず、2014年度末完了予定で架けられる橋「隅田川橋りょう(仮称)橋」になります。↑の図は、「環状第2号線 隅田川橋りょう(仮称)橋整備事業」のホームページにある完成予想図です。
今後、臨海部と都心部を結ぶ環状2号線の建設に伴い、隅田川を挟んで、築地と勝どきの間に架けられるようです。
勝鬨橋の上から眺めると、↓写真の中央に位置する場所に架けられます。
(画像↓をクリックすると拡大表示)
「隅田川橋りょう(仮称)橋」 が完成すると、隅田川に架かる橋のうちで、東京湾に最も近い橋になります。
2012年9月1日現在の建設の様子(画像↓をクリックすると拡大表示)
築地側 勝どき側
東京都建設局からお知らせでは、この橋が完成するのは、豊洲新市場の開場と同じ時期だそうで、この橋の完成で、15年度末には、「晴海通り」だけではなく、この「環状2号線」も利用して物資の輸送が出来るようになるとのことです。
完成すれば現在の築地市場と豊洲新市場は一直線で結ばれます。
参考)
「環状第2号線 隅田川橋りょう(仮称)橋整備事業ホームーページ」
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/goken/syuyo-jigyo/kyouryou-seibi/2-sumidagawa/hasi-kan2sumidagawa.html
↑の話とは直接関係ありませんが、
中央区ホームページ内の下記サイトにて、中央区内にある橋の場所を確認できます。
中央区橋梁マップ:
http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/kentiku/dorokyoryo/kunaikyoryo01/files/320-001.pdf