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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「第32回 中央区観光大使・ミス中央選考会」

[銀造] 2013年9月10日 16:00

「第32回 中央区観光大使・ミス中央選考会」は、2013年9月7日(土)13時から、 三越日本橋本店1階中央ホールにて開催されました。

今年も素敵な賞品が沢山ありました。
今年は19名の才媛が本選まで勝ち残り、ご出身地や得意なスポーツやお稽古事などを交えた自己PRをされました。

私が感心したのは、全ての応募者が、見事ミス中央に選ばれた3人を優しく笑顔で見守る姿でした。

選ばれなかったほかの応募者にも盛大な拍手をお送りしたいと思います。

さて、選考が進んで行く様子を写真で報告します。

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ミス中央発表で名前を呼ばれた一人のリアクション。「えっつ、私???」
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新しく観光大使・ミス中央に選出された3名の方は、笑顔の素敵な洋服も着物もぴったり似合いそうな才媛です。
10月から始まる中央区観光商業まつりのオープニングセレモニーをはじめ、区のイベントやフェスティバル、外航客船の歓送迎などの行事に1年間参加されるのですね。ご健康とご活躍を祈念しています。

 

 

 

"倍返しだ!" 半沢直樹 (三井本館)

[橘] 2013年9月 9日 09:00

 

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 これらの写真と似た様な場面をテレビドラマでご覧になったことはありませんか?

 そうです、高視聴率をキープしているTVドラマ「半沢直樹」が勤める「東京中央銀行」の本店として時々登場するビルです。

後ろの高層ビルは三井タワー、前のビルは三井本館です。

三井本館は重要文化財に指定されている、外装の柱に非常に特徴ある建物で歴史もあり、格調も高いのでドラマの登場銀行の本店のロケ地として使うのにもってこいだったのでしょう。

 

 今回は、国指定重要文化財の三井本館のご紹介です。

 当ビルは旧三井本館が関東大震災で被災したため、三井合名理事長・團琢磨が関東大震災の2倍の地震にも耐えられるビルを建てるということで、米国トローブリッジ&リヴィングストン事務所の設計、ジェームス・スチュワート社の施工で総工費21百万円(現在価値では約1千億円)をかけ1929年に竣工した7階建のビルです。

 

 

 ビルのコンセプトは「壮麗」「品位」「簡素」で、アメリカの新古典主義的なデザインが取り入れられ、

外側の柱はローマ風のコリント式大オーダー列柱(オーダーとは階を貫いて聳える柱)となっています。

このコリント式オーダー列柱が当ビルの最大の特徴で、格調の高さを生み出していると思います。

 

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 内部にも外部と同様のコリント式列柱があり、高い天井を支えて広々とした空間を醸し出しています。又、内装も大変豪華で格調高く一見の価値があります。

 

 更に、当ビルに入っている信託銀行の地下には米国モスラー社製の金庫があり、この扉は重さ50t、厚さ55cmで現在は貸金庫として使われています。

 当時金庫の扉を搬入するに当たり、重量制限の為日本橋上を運ぶ許可が出ずに、船で日本橋川を新常盤橋際迄運んで陸揚げしたそうです。

 

 当ビルの近くには、やはり重要文化財の日本銀行、東京都選定歴史的建造物の三越があります。三越やコレド室町などにお買い物・お仕事で来られた際には是非これらの歴史的建物をご覧下さい。

 

 

 

京橋環境ステーション&中央区立環境情報センター at Tokyo Square Garden

[銀造] 2013年9月 6日 09:00

  京橋環境ステーションは、東京スクエア・ガーデンの6Fにあります。
こちらでは、「環境への取り組みのご紹介」として、最新の太陽光発電、風力発電、地熱利用などについて展示やDVDで紹介しており、安全で経済的なクリーン・エネルギーの発電や海水の淡水化などについてお勉強ができます。

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同じ6Fには、中央区立環境情報センターがあります。

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2013年9月11日、18日、25日、28日の18:30から、

「エコ知恵のすすめ」というテーマで、環境にやさしいエコ・ライフに関心がある方を対象に、環境教養講座が開催されます。
お申し込みは、電話03-6225-2433 へ。 

URLは、 http://eic-chuo.jp/




 

 

2013「まち歩き」ツアー 老舗コース②

[サム] 2013年9月 4日 11:00

DSC00034LS.JPGR0021293RSG.JPG 本日(9月2日)は、老舗や史跡を巡る2013「まち歩き」ツアー<産業コース>老舗コース②の第2回目。

猛暑日にこそならなかったものの、この日も最高気温33℃とじりじりと照りつける太陽が眩しい。

定刻の午前10時、抽選で選ばれた参加者はコレド室町1F「にんべん」前に集合。

江戸時代創業の老舗3店「にんべん」「榮太樓總本舗」「山本山」を順次歩いて巡り、お店の歴史や商品の裏話を伺う約2時間の小ツアースタート。

 

1店目:「にんべん」さん

伊勢出身の創業者の初代高津伊兵衛が店の屋号を「伊勢屋伊兵衛」とし、暖簾印に伊勢屋と伊兵衛のイ(にんべん)をとり、商売を堅実にするためのお金(かぎの形)を合わせ「カネにんべん」としたが、江戸町民たちは、誰いうとなく「にんべん」と呼ぶようになった由。以前は裏手の自社ビルに店舗があったが「コレド室町」が出来た際に出店。現在本社ビルを建替え中とのことであるが、そちらには飲食店を計画中とのこと。日本最初の商品券(鰹節の格好をした銀の薄板)を発行したとされ、店内にそのレプリカが展示されている。

 

2店目:「榮太樓總本舗」さん

3代目の細田安兵衛が父の代まで井筒屋と称した菓子の屋台店を畳み、独立の店舗を開いたのが始めで、後に、屋号を自己の幼名に因み榮太樓に改号、「有平糖」「梅ぼ志飴」「甘名納糖」「玉だれ」などを創製、代々受け継がれ現在に至るという。次いで店舗内に据え置かれている「のれん」「赤玉石」「御影敷石」「真鍮製目地」「日本製菓子舗 榮太樓本店製造場略図」の説明に加え、代表商品の紹介。尚「楼(たかどの)」「玉だれ」(但し火曜木曜のみ)「甘名納糖」は本店のみの取扱いという。

 

3店目:「山本山」さん

初代山本嘉兵衛が江戸出店、茶・紙類を商ったのが始まりという。山本山という名前は江戸期に発売され売れ筋であった宇治煎茶の商品名に由来し、昭和16年に法人組織に改組の際、社名に正式採用との由。

昭和22年に海苔の販売開始。尚「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」の有名なフレーズは現会長によりコピー化が決定されたと聞く。

店内には岡本太郎の祖父、書家の岡本可亭揮毫の看板が掲げられている。

 

正午前、無事小ツアー終了。

ご参加の皆さんお疲れ様でした。

各店舗のご担当の皆さん、お忙しい中、貴重なお話有難うございました。

(右上写真は当日お土産にいただいた品)

 

        にんべん          榮太樓總本舗           山本山

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