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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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パイロットのペンステーション&カフェ

[まぴ★] 2014年5月29日 09:00

パイロットといえば、みなさんご存じの筆記用具のメーカーです。

この本社が中央区の京橋にあります。

 

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そこにカフェとミュージアムがあるので、一度に楽しんできました(*^^*)

 

まず1階にカフェがあるので、そちらで腹ごしらえ。

ハイティーというメニューには、ハイティースタンドに

ミックスサンドやスコーンなどが載っていて、ドリンク付きで700円

と、とってもリーズナブル♪

 

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そして店内が、妙に落ち着きます。

女性のお一人様も入りやすい(*^^*)

 

そのあとは2階のペンステーションへ。

 

大きな蒔絵の万年筆がディスプレイされていたり、

筆記用具の進化を時系列でパネルで見ることもできます。

 

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そういえば小学生の1.2年の頃は鉛筆しかなく、

シャープペンシルが登場したときは画期的で感動しました♪

中学生の頃は透明の下敷きに文字が書けるモコモコしたインクのペンが流行ったり、

今は公私ともにゲルインキのボールペンを愛用しています。

そう考えると私の歴史の中でもかなりの変遷がありますね★

 

カフェもミュージアムもとてもまったりできるのでぜひぜひ(*^^*)

 

ペンステーション&ミュージアムカフェのホームページ

 

 

 

 

写真展と講演会〔奈良まほろば館〕

[ジミニー☆クリケット] 2014年5月28日 14:00

奈良県のアンテナショップである奈良まほろば館は、中央通りをはさんで、日本橋三越新館の向かい側にあります。中央区には、各道府県のアンテナショップが数多ありますが、イベントや講演会の開催数では、この奈良まほろば館はトップクラスではないでしょうか?

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現在、その2階で、写真展「私がとらえた大和の民俗」が開催されています。写真家10人による競作展です。大和の人々の暮らしぶりが、まつりや行事や祈りを通してみごとに切り取られており、なぜかなつかしさを感じさせる写真展です。期間は、6月1日まで

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また、この写真展と連携して、5月24日に「大和のまつりと祈り」と題する講演会も開かれ、聞きに行ってきました。講演は、奈良県立民俗博物館の主任学芸員である横山浩子氏です。横山氏の1時間半にわたる講演は、大和に住む人々のくらしと、くらしのリズムにしっかりと根付いた年中行事のお話が非常に興味深く、充実した時間をすごすことができました

 

 

 

5月・変わりつつある中央通り(銀座~日本橋)

[江戸旅太郎] 2014年5月24日 09:00

 

■中央通り沿いの各所で工事が始まっています。通りを歩きながら、変わる中央通りを確認しました。

なお、建物の階数・完了予定などは、現場に掲出されている「建築計画のお知らせ」または「解体工事のお知らせ」に基づきました。

 

(1)銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業  [松坂屋銀座店跡地など]

  ①地上13階(高さ66m)・地下6階。平成28年11月30日完了予定。

  ②銀座エリア最大級の商業施設。観世能楽堂も入居する。

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(2)サッポロ銀座ビル、ファイブ銀座ビル、つゞれ屋銀座店解体工事  [銀座4丁目交差点角地に於いて建替え] 

 

  ①ビヤホールライオン銀座五丁目店・日産銀座ギャラリー・つゞれ屋は、新ビル竣工後に営業再開予定。

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(3)大倉本館既存建物解体工事  [銀座2丁目交差点角地に於いて建替え]

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(4)伊東屋本店建替計画  [銀座2丁目]

  ①地上13階(高さ66m)・地下2階。平成27年3月15日完了予定。

  ②物販店舗に加え、上層階にはレストランとカンファレンスルーム、地下に多目的ホールを予定。

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(5)銀座1丁目A街区新築工事 

  ①地上12階(高さ66m)・地下3階。平成26年5月31日完了予定。

  ②商業施設の名称は、「KIRARITO GINZA(キラリト ギンザ)」。

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(6-1)京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物(再開発棟)

  ①地上32階(高さ170.25m)・地下3階。平成28年8月31日完了予定。  

(6-2)京橋二丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物(歴史的建築物棟)改修工事  [明治屋京橋ビル免震

    化工事]  

  ①地上8階(高さ30.32m)・地下2階。平成27年7月31日完了予定。

  ②明治屋京橋ストアーは、免震工事完了後営業再開。

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(6-3)再開発事業地の日本橋側隣地に、オフィスビルの京橋トラストタワーが今年竣工。コートヤード・バイ・マリオット 

     東京ステーションホテルも入居。

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(7)Nプロジェクト  [日本橋3丁目]

  ①地上12階・搭屋2階(高さ68m)・地下4階。平成27年4月末日完了予定。

  ②DIC株式会社本社ビルの建替え。

n project

 

(8)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(C街区)

  ①地上31階・搭屋1階(高さ180m)・地下5階。平成30年12月下旬完了予定。

  ②低層階に高島屋が入る複合の超高層オフィスビル。隣の日本橋タカシマヤとは空中廊下で繋がる予定。

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(9)日本橋二丁目地区北地区新築工事  [日本橋交差点角地]

  ①地上35階(高さ180m)・地下4階。平成29年11月下旬完了予定。

  ②開発とあわせ、地下鉄日本橋駅との接続、駅前広場・観光案内所等の整備を予定。

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(10)日本橋1丁目プロジェクト  [日本橋交差点角地]

  ①地上13階(高さ55.98m)・地下2階。平成27年2月末日完了予定。

  ②地下鉄日本橋駅と直結のオフィスビル。

nihonbasi  iti

 

■周囲の建物との高さの不揃いが街の景観上気になりますが、この数年で街並みが一新されることは確実です。想い出の場所があったら、工事中の現場を訪れることをお勧めします。

 

 

 

【5/25 べったら市の前身が復活!】日本橋くされ市

[お染] 2014年5月23日 09:00

今週末 5月25日(日)に、日本橋大伝馬町の恵比寿通りで「日本橋くされ市」が開催されます。

 

「くされ市」とは、日本橋大伝馬町で江戸時代初期から続く「べったら市」の前身なのだそうで、今回は大伝馬町のストリートを封鎖したブロックマーケットとして初の開催なのだそうです。

当日は、江戸時代創業の老舗やモダンなカフェなど40店舗が軒を連ねるとのことですが、気になるお店ばかりなのでまとめてチェックできるチャンスだなぁと思っています。

http://kusareichi.com/?p=41

 

ちなみに私はこのイベントのことを、日頃産後ヨガでお世話になっているヨガスタジオロータスエイトで教えていただきました。

こちらもブースを出店され、ハンドマッサージや肩こり解消法のレクチャー、ヨガ関連の書籍の割引もあるみたいです。

http://www.lotus8.co.jp/blog/staffblog/

普段子供を抱っこしたりで肩バキバキになりがちな私ですが、こちらのヨガで心身ともに癒されておりますので、オススメです。

 

あと個人的に気になっているのは、老舗「魚十」の玉子焼き、同じく老舗「江戸屋」のブラシ、「cafe紅」のお弁当、「レ・フルシェット」の鶏白レバーのムース、「日本橋パパの会」、「けん玉大会」...と、書ききれません

繊維街のものを使った作品のイベントや写真家の方のブースなど、アートな雰囲気も気になっています芸術

 

江戸時代の人々も、市ではワイワイ賑わってきっと楽しかったんだろうなと思います。

時を経て、平成のくされ市もいろんな発見がありそうでワクワクです

 

コレド室町も盛り上がっていますが、今週末は大伝馬町にも足をのばしてみてはいかがでしょうか。

 

◆日本橋くされ市

ホームページ: http://kusareichi.com/

日時: 2014年5月25日(日) 11:00~19:00

場所: 大伝馬町 恵比寿通り特設会場

    (小伝馬町駅「3番出口」徒歩1分、馬喰横山駅「A2出口」徒歩6分、

          東日本橋駅「A2出口」徒歩6分、馬喰町駅「A2出口」徒歩6分、

          新日本橋駅「出入り口6」徒歩3分)  

 

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日本橋川(神田川)源流への旅

[りょうきち] 2014年5月20日 09:00

今回、中央区で大事な川である、日本橋川、そして神田川の源流を求めてジョギングしてみました。

実際には中央区を出てからが長いので、そこはコンパクトにレポートすることにします。

 

スタートは日本橋川が隅田川にぶつかる、豊海橋。はしごを横向きにしたような個性的な橋です。

近くにある力強い形の永代橋に負けない重厚さがあります。

 

そこから川沿いの道があるわけではないので、できるだけ川の近くで川に平行に走っている道路を行くことにしました。

 

湊橋、茅場橋、鎧橋、江戸橋、日本橋・・・と進んでいきます。

旧常磐橋は工事中でした。新常盤橋で中央区は終わりです。

ここまで川はほとんど、高速道路の下なので、都会の川のイメージです。(写真は工事中の旧常磐橋)

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千代田区でも高速道路に覆われて進んでいきます。水道橋で神田川とぶつかります。そこから神田川となっています。飯田橋、江戸川橋、早稲田、高田馬場と進んでいきます。川は護岸を固めた都会の川のまま進みます。徐々に川沿いの遊歩道が整ってきます。川は蛇行して新宿の高層ビルの近くまできています。この辺りは中野区。

 

杉並区くらいまでいくと表情というか雰囲気が徐々に変わってきます。まず川沿いの緑が増えていきます。魚や鳥もよく見られます。井の頭線に沿って進むようになるとゴールは見えてきます。のどかさを感じます。そう、ゴールは井の頭公園。天気のよい週末で人がいっぱいでした。

(写真は井の頭公園)

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井の頭公園の池の水がこぼれ落ちて、その水が一部、日本橋にまで来ている、その事実を自分の足で実感しました。25km程度の距離でした。

暑い日だったこともあり、復路はあきらめ、ここからは公共の乗り物で帰ることとしました。吉祥寺の銭湯で汗を流しすっきりしてから気楽な家路となりました。

 

 

お江戸日本橋

[佐平次] 2014年5月16日 14:00

「ご隠居おはようございます」
「おお、熊さんかい、GWは何処かに出かけたのかい?」
「ええ、ガキにせがまれましてクルマで富士五湖の方に1泊してきましたんでさ」
「ほう、それは天気も良かったしお子さんたちも喜んだでしょう」「クルマでと言いましたけど道中は混みませんでしたか?」
「ええ、首都高速でちょっと渋滞しましたが割とスムーズに走れまして、ところで、その渋滞のおかげでちょっと見慣れない標識を見つけまして、ガキから「父ちゃん、あれは何だ?」て聞かれたんで...」

 

「ちょうど新宿方面に向かう日本橋の真上にあって、「日本橋道路元標」っとあったので、何だ、そんなことも知らんのか?ここは真下に日本橋があるだろ、日本橋は日本のヘソで江戸時代から日本の道はこの日本橋から始まっているというしるしさ!今でも日本橋の真ん中には「日本国道路元標」の文字が埋め込まれているんだぞ!」
って言ったら「父ちゃん、そんなことは社会科の授業で聞いて知っているよ、おいらが知りたいのはその下に書いてある「ah1」の標識だよ!」Asian Highway って書いてあるけど・・・?」って聞かれたんで...ちょっとご隠居にお聞きしたいなと思って...」

アジアハイウェー.jpg
「ほう、あの標識に気づくとは、健坊も大したものだな、そう、あのAH1とはAsian Highwayアジアハイウェー1号線の略、つまり、アジアハイウェーも日本橋を起点にしているのだな」

このAH1 アジアハイウェイ1号線というのは20,000kmを超える長大な道で、日本の日本橋(東京)を起点として、韓国、北朝鮮、中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、インド、パキスタン、アフガニスタン、イランなどを経由してトルコにまで続く、アジアハイウェイの中で最も長い路線なんだ」
「日本は高速道路を通って福岡までで、それからフェリーで韓国の釜山に渡り、そのあとはユーラシア大陸を通りヨーロッパまで続く現代のシルクロードとも呼ばれているんだ、もっとも今は北朝鮮は通過できないし、アフガニスタンなど戦闘地域で通過が難しい地域もあるし、未舗装で雨など降ると川のようになってしまい通過出来ない地域も多いし全線が高速道路でつながり本当にアジアハイウェーと呼べる道になるのは世界が平和になったなったといえるときだろうねえ」
http://www.mlit.go.jp/kokusai/kokusai_tk3_000071.html(国土交通省アジアハイウェー)

 

「いいですねえ、あっしもAH1を日本橋からヨーロッパまでぶっ飛ばしてみたいですねえ!もっとも2万キロもあるんじゃヨーロッパまで一月はかかりそうですがね...」

「そういやあ、染物屋「虎家」の大旦那さんは決して日本橋を渡らないって聞きやしたが?」
「うん、あの人も頑固者だからな、日本橋の上に高速道路が出来たときから「頭の上をクルマが通るなんざ親のあたまの上を子供がまたいでいくみたいで気にいらねえ!」って日本橋の上に高速道路が出来てからずっと日本橋を渡らないそうだよ」
「いやあ、あっしもその気持ちわかりますよ、あっしも銀座通りの上を高速道路なんぞが通ったら銀ブラなんぞしたくありやせんからねえ!」
「ところで、何で日本橋の真上を高速道路が通っているんでやす?何もあんなところに通す必要は無かったんではありやせんか?」
「それはだな、戦争で破壊された東京も徐々に復興して、1950年代後半から東京では自動車が急増し、また1964年の東京オリンピックに間に合わせるために政府は東京に高速道路の建設を決定したのだが、都心部では用地買収が少なく建設も比較的楽な河川の上や堀を埋め立てて首都高速道路を建設していったんじゃよ、それにその頃の河川や堀は汚染が酷くてまるで下水のようだったから埋め立てて道路にすることに特に大きな反対もなかったんじゃな」
「そういやあ、あっしの子供のころは隅田川も汚くて臭かったなあ!」

 
「ところで、江戸時代にはクルマの代わりに川や堀を舟で荷物を運んだんですよね? だとすると高速道路は昔の人の交通手段を今の時代に引き継いでいるってことですね!」
「そう、江戸の町は堀や川が縦横に走り、そこを荷舟や人を乗せた猪牙舟(ちょきぶね)が行き交いまるでベニスのようだったろうなあ!  高度成長期の東京では川や堀を埋め立てるにしてもどぶ川を埋め立てるので反対も少なかったし、景観や日照権といった環境権ということもあまり言われなかった時代だからねえ!」
http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E139.46.40.076N35.40.50.727&ZM=11&st=8(昔の東京)

「そうですねえ、仮に、今、日本橋の上に道路を通すなんてことを言ったンだとしたら文化財保護だの景観が悪くなるだの猛反対の運動が起こって道路なんてできないでしょうねえ!」
「でもご隠居、首都直下型大地震とかいわれてますし、首都高速も建設から50年経って建て替えが必要なんでしょ?、いっそのこと全部取っ払っちゃって地下に移しちゃうって、昔のように堀や河川に戻すてえのはどうですかね?」
「そうだな、地下は地震に強いというし、工事費用はかかるかもしれんが「大深度法」ができたので補償も原則として要らないから案外早く実現するかもしれないな」
「そうしたら「虎家」の大旦那も天井の無いお天道様の見える日本橋を渡れるかもしれませんね! 大旦那の生きているうちに実現するといいなあ!」
「そうそう、そうなったら江戸の文化を残す町として中央区は世界遺産に登録できるかもしれないよ!」