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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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隅田川周遊舟運ツアー

[サム] 2014年3月19日 09:00

         <朝潮運河船着場&SSⅢ>         <SSⅢデッキから清洲橋&東京スカイツリー>   

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 3月15日(土)、中央区 水とみどりの課河川係主催の「隅田川周遊舟運ツアー」に参加しました。

"区内親水公園や隅田川の景色を船上から体験しよう" との企画で、朝潮運河船着場(晴海3‐1先)を起点に東京スカイツリーの周辺まで約2時間をかけての隅田川の周遊。

9:15に東京湾クルージング:エスエス3世号(定員60名)に乗船(第一便)し、朝潮運河船着場を出発。

コースは朝潮小橋~(仮称)朝潮運河橋梁~勝鬨橋~佃大橋~中央大橋~永代橋~隅田川大橋~清洲橋~新大橋~首都高速6・7号線~両国橋~JR総武線~蔵前橋~厩橋~駒形橋~吾妻橋~言問橋(折り返し)~相生橋~朝潮大橋~朝潮橋~晴月橋~トリトンブリッジ/黎明橋。

舟運の衰退や治水、高度成長期の機能優先の整備等々により、街と水辺が分断された時期もありましたが、近年水辺の持つ自然環境や親水空間としての機能が改めて見直され、テラス整備による快適な水辺空間の再生が手掛けられてきました。

現在その水辺テラスには、テラス花壇・ドッグラン・テラスギャラリー・防災船着場等が附設され、幕府の米蔵があった蔵前一帯には "なまこ壁風防潮堤" が、隅田公園の絶景のビューポイントには改正された "河川敷地占用許可準則" を適用した洒落たオープンカフェも散見されます。

周辺地域に点在する史跡に思いを巡らすと、いまだ漂う下町情緒の面影が脳裏に浮かぶ一方、新旧が交錯し刻々と変貌を遂げるいきいきとした街の様子にしばし目を奪われます。

また船上からならではの、女性的と形容される優美な形状の吊橋「清洲橋」の丁度真中の背後に東京スカイツリーが収まる佳景や、橋桁の低い朝潮橋・晴月橋通過の際、2階デッキ上の乗船客は 『頭を屈めて下さい』 と注意喚起されるスリリングな場面も体験しました。

残念ながらソメイヨシノの開花時期とは重なりませんでしたが、多様な型式・色の橋梁や、沿川風景の変化を、普段とは違った目線から楽しむことができ、充実した週末のひとときを過ごせました。

関係者の皆さん、ありがとうございました。

 

       <レインボーブリッジ>    <浜離宮恩賜庭園&東京タワー>  <勝鬨橋&東京スカイツリー>

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   <中央大橋&東京スカイツリー>      <佃リバーシティ21>       <永代橋&東京スカイツリー>

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    <清洲橋&東京スカイツリー>        <新大橋>        <厩橋&水上バス"道灌">

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     <吾妻橋&水上バス"さくら">       <東京スカイツリー>       <ビルの壁面に映る東京スカイツリー>

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海からの中央区

[kimitaku] 2014年3月12日 18:00

  3月6日の午後、中央区主催「船上ガイド研修会」が開催されました。

  江東区高橋乗船上から船に乗り、江東区の小名木川をでて隅田川を下流に。中央大橋を右に見て相生橋をくぐり、豊洲貯木場へ。

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P1000775-sinonome.jpg 豊洲運河から船は東進し、砂町運河、南進して曙運河から東京湾へ。

 このあたり、多くのオリンピック施設が建設されます。

その後、西進北上して東雲運河から晴海埠頭へ行きました。

 左手にレインボウブリッジが美しいです。このあたり波も高く大きく揺れ、船の醍醐味を。

 晴海客船ターミナルの左手がオリンピック選手村になるとのこと。

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 船は朝潮運河を右に見て隅田川へ、月島埠頭の冷蔵施設が圧巻です。

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 新橋方面に抜ける環状2号線(俗称マッカーサー道路:近年開通予定)橋梁工事現場、そして築地市場から勝鬨橋へ。

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聖路加(せいるか)病院から右手に佃島。
海からの佃の家並はとても素敵です。 海からの景観が大切に造られて居ます。

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 中央大橋をくぐると、後方に石川島マンション群が逆光に美しいです。

そして、日本橋川から豊海橋。繋留中のて釣り船がアクセントに。湊橋では帆かけ舟のエンブレムを発見。

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無粋な首都高を屋根にさらに船は西進。
日本橋双十郎河岸に着岸。

これから、中央区は海への門戸を拡大するそうです。

 

 

ひょうきんな"葉痕"達 <晴海トリトン>

[サム] 2014年3月 5日 09:00

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 この時期、すっかり葉が落ち、裸の姿を晒しているアジサイですが、褐色の枝のあちこちから濃い紫色の冬芽が出、茎の先には大きくてロウソクの炎のような筆先の形をした頂芽が見られます。

葉の柄が枝についていた箇所には、葉痕と呼ばれる独特の跡が残っています。

葉痕は根から吸収した水分の通路の木部と、養分の通路の師部からなる維管束の跡が斑点のように残ったもの。

アジサイの場合、維管束の跡は3つで、葉痕は倒松形~ハート形をしています。

人間の顔に見立てると、左は"爺顔" 、右は "孫(赤ん坊)顔" のよう。

維管束の数や配列は樹木により様々で、"可愛い顔" "笑い顔" "泣き顔" "奇怪な顔" "子ども顔" "年寄り顔" ・・・といった具合に人や動物の顔に譬えられることも多いようです。

晴海トリトンスクエア<花・緑のテラス>で見かけた、そんなユニークな葉痕の一例をいくつか取り上げてみました。

冬から春先の緑地・公園散策の楽しみのひとつです。

 

  <カシワバアジサイ>        <トチノキ>         <オオデマリ>         <ガマズミ>

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