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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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◆ チャリで晴海大橋

[隅田の花火] 2016年11月13日 14:00

11月3日の秋晴れの文化の日。久し振りに京橋図書館に寄った帰りに、ふと見た自転車置場。ここにもコミュニティサイクルがありました。

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導入から一年以上が経ちましたが、途中、近隣区との連携もできるようになり、ますます便利になりました。

気持ちの良い天気なので、少し遠目ですが、夕暮れ時の晴海大橋に行ってみようと思い自転車を借りてみることに。

まずは充電状況を確認。この確認を怠るとエライ目にあうことがあるので、結構大事です。

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築地の町を抜けて晴海通りに出て勝鬨橋を渡り、晴海大橋の手前の交差点まで来ました。ここから橋まではまだ少し距離がありますがここが運命の分かれ道。

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晴海大橋は晴海埠頭と豊洲埠頭の間の晴海運河に架かる、500mを超える長い橋。江東区豊洲方面への車線道と中央区晴海方面への車線道が完全に二つに分断されているので、「二つの橋」が隣り合っているようにも見えてしまう、ひとつの橋です。

高さは25m弱あり、橋上からの景色は抜群なのですか、この「二つの橋」から見えるそれぞれの景色は全然違うので、どちら側を選ぶか、この交差点は運命の分かれ道だったりするのです。

 

夕暮れが近いので、夕暮れ時のレインボーブリッジが見えるだろう側を選択。進んでいくと橋が見えてきました。

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自転車だとここからがたいへん。おそらく中央区で一、二を争う急坂が待ち受けています。

 

でも、ここからがこのチャリの本領発揮。このチャリは、「電動アシスト自転車」なので、電気の力でスイスイと登れてしまうのです。

しかも歩いて渡ると10分以上はかかる橋なので、このチャリはとても快適なのであります。

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橋の上からは、まだ未開通の環状2号線が通る「豊洲大橋」、そして今話題となってしまっている「豊洲市場」が見えます。

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晴海運河の豊洲側の散策テラスは既に出来上がっているように見えるのですが、まだ歩くことはできないようです。豊洲市場の延期に合わせ、こちらも延期になってしまったということなのでしょうか。

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ん~。心地よい日射しなのですが、逆光だったぁぁ。レインボーブリッジが見えるのですがちょっと見えづらい時間帯でした。

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橋の二つの車線道の間にはもうひとつ道路を作るための空間がわざわざ作られています。今その空間に高速湾岸線から繋がる「首都高速晴海線」を作る工事が真っ最中です。

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豊洲には既に出入口ができていますが、この工事を終えると晴海線は豊洲から晴海運河を渡り、晴海埠頭まで繋がることになります。

晴海埠頭には東京オリンピックの選手村ができますので、首都高が選手村に直結するイメージです。

 http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/harumi/seibikouka.html

さらにこの晴海線は隅田川を地下で渡り築地場外市場の下を通って環状線に繋げる壮大な計画があるようなのですが、実現するのかは不透明です。

 

 

レインボーブリッジ側はちょっと景色が残念だったので、橋を渡りきり、反対側の車線道に行ってみることに。

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こちら側からは、江東区豊洲のららぽーとが正面に見える場所になっています。豊洲の街並みがとても綺麗です。夕陽の光が当たる、とても良い時間帯でした。

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橋の途中にはテラスのような空間が用意されていて、船が行き来する晴海運河や豊洲の街並みを、のんびり眺めることもできます。

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遠くにはスカイツリーも。解放感がありとても気持ちが良いのでジョギングをしている人も多くいらっしゃいました。

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自転車をおりて、晴海埠頭側のテラスに出てみることもできるので、水辺に近づいて歩いてみるのも良いかもしれませんね。

 

この晴海大橋からの景色ですが、「夜景」もとても綺麗でオススメです。

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この写真は昨年秋のスーパームーンの日の夜景。月明かりをとても明るく感じることができました。
今年のスーパームーンは11月14日(月)だそうです。

 

 

 

2016 東京スカイツリー「クリスマス限定ライティング」

[サム] 2016年11月13日 12:00

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 11月10日、東京スカイツリーを世界一高いクリスマスツリーに見立てた "シャンパンツリー" と、キャンドルに見立てた "キャンドルツリー" の2種類の「2016クリスマス限定ライティング」がスタート。

点灯日時:11月10日~12月25日 16:30~22:00

*22:00~24:00は粋または雅のライティングを点灯

*11月12日、11月20日~24日を除く

初日の11月10日は、16:45~17:58は "粋" のライティングが、クリスマスライティング点灯式後の18:00~22:00は "シャンパンツリー" のライティングが点灯。

樅の木をイメージした東京スカイツリーを、シャンパンゴールドの光とカラフルな交点照明で彩ります。

22:00~24:00は再び "粋" のライティング。

隅田川の水をモチーフにしたと云う淡いブルーの光でタワーを貫く心柱を照らし出します。

中央大橋から永代橋越しに、今年もまた、夜空に輝くこの時期ならではのライティングが楽しめます。

 

 

晩秋のプランツウォーク

[サム] 2016年11月12日 18:00

DSC02836ELS (2)'.jpg 晴海トリトンプラザ2F「i green ポケットプラザ 花・水・樹」の専属ガーデナーの案内で園内を散策する、毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。

今月は11月10日、開催されました。

暦の上では11月7日に立冬を迎え、秋色もいよいよ深みを増す季節です。

今回は、所謂 "実物(みもの)" にも注目。

「緑のガーデン」では、ユリノハナ、アメリカハナズオウ、アメリカザイフリボク等が黄葉し、見頃を迎えています。

ハゼノキ・ナツヅタ等の紅葉も彩りを添えています。

「花のガーデン」では、今の時期、ルリマツリモドキ、ウィンターコスモス、プレクトランサス、サルビアレウカンサ、クレロデンドロン、ギョリュウバイ等々が、「緑のガーデン」では、ネリネ(別名ダイヤモンドリリー)、冬咲きのセイヨウシャクナゲ "サッフォー" 等々が開花中です。

"実物" としては、朝潮運河沿いのスロープガーデン内の、食用のハイビスカスのローゼル種が、異彩を放っています。

酸味のある綺麗なルビー色のハーブティーの原料です。

この他、キンカン、サルカコッカ、ヒメイチゴノキ、ソヨゴ、ミカン、シシユズ、ヒメリンゴ等々の "実物" が楽しめます。

 

左から、ルリマツリモドキ、ウィンターコスモス、プレクトランサス、ダイヤモンドリリー、セイヨウシャクナゲ "サッフォー"

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左から、ハイビスカス、サルカコッカ、ヒメイチゴノキ、ミカン、シシユズ

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冬鳥ヒドリガモ登場‼

[佃のうさこ] 2016年11月11日 14:00

10月中旬から冬鳥がやって来ています。先月は、オナガガモ、マガモ、ユリカモメをご報告しましたが、今回はやっとヒドリガモをご報告できます!!

春海運河の遠くにはやって来ていたヒドリガモですが、なかなかその姿を写真に撮ることはできませんでした。が、昨日の朝、石川島公園隅田川テラスの近くにやって来る10羽に遭遇することが出来ました。

 

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朝食タイムなのでしょう。階段に付いた藻をついばんでいます。

 

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 朝のマラソンを楽しむ人がスッといなくなる午前7時、穏やかなサークル内で穏やかな時間が流れます。あっ、藻の奪い合いもあるようですが、、。

 

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突然、その穏やかな時間は終わりました。仕事が始まった船の波がザブン、ザブン。

 

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隅田川テラスで朝食を!ヒドリガモさん達、待ってるよ!!

 

 

 

 

 

 

 

街歩き アスベストには 注意しましょう  聖路加での講義 11月10日にも開催

[銀造] 2016年11月 7日 12:00

 10月6日、聖路加国際大学二号館にて、アスベストに関する講義がありました。 講師は、中皮腫・じん肺・アスベストセンターの事務局長 永倉 冬史さんでした。

当日は、子供さんへの被害を心配するお母さん、お父さん方が聴講に訪れていらっしゃいました。

「身近に迫るアスベスト問題」

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 そもそも、アスベストが建材に使用されることになったのは、「耐火性、防音性、断電性、加工しやすい、安い」と言った理由で、「保温材、断熱材、建築材料に優れている」といった一端があるとの見解で、昭和25 年頃からの建設に使用されました。 その後、「アスベストの粉末を吸うと、肺がんになる」ということが発表され、日本でのアスベストの輸入は2004年に全面禁止になりました。

「アスベストを吸引すると、30年~50年後には、肺がんを引き起こす」事があるという医学誌での発表があります。

「アスベストが引き起こすガン」は、二つのタイプがあり、一つは肺がんで、もう一つは"中皮腫と呼ばれる肺を包む膜に出来るガン"です。 日本では2005年以降の建材には使用されなくなりました。

しかし、建設されたビルや建材には今も、大量のアスベストが残ったままです。

「吹付アスベスト」という、鉄板や管に吹き付けたものは、もこもこしており、ちょっとした刺激で粉となり、飛散するおそれがあり、これが一番危険とのことです。 古い学校の天井などにも使用されており、掃除のモップでつついたりすると、アスベストが落ちてきて、吸引することになり、こんな遊びは絶対に止めましょう。 この「吹付アスベスト」が使用されている場所としては、鉄骨や鉄筋コンクリート構造の大型建物や、人の集まる大型の建造物にあることが多いとのことです。 これは、重い物を支えるため、火災防止の観点から、鉄骨や鉄筋にアスベストを吹き付けているとのご説明でした。

 勿論、厚生省、国土交通省は解体する前に、建物にアスベストが使用されているか否かを調査することを義務付けていますが、なかには、そういう手続きを無視して、工事を行う業者がいるらしいのです。

解体工事を行う場合には、「建物等の解体等の作業に関するお知らせ」等の看板の掲示が必要です。 こういう看板を掲示しないで作業を進めているのは、我々にとって大変なことです。 健康被害を防ぐために、工事を安全に遂行してもらう為に、 区役所に一報しましょう。

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 東日本大震災の発生後、ボランティア活動で壊れた家屋の片付けに行った方々の中には、アスベストの危険性を知らずに行かれた方々がいたとお聞きして、彼らに害が無い様にと、祈っています。

アスベストの悪影響を知らずに吸引した方でも、そんなに心配しすぎることも無いとも教えて頂きました。 また、アスベストは、レントゲン写真には写らないので、あわてて、医者に駆け込む必要もないと教わり、大事なことは、次からは"吸わないように予防する"ことだと教えて頂きました。

 そこで、私たちが、最も気を付けないといけないのは、解体中のビルや内装の改装を行っているビルには近寄らないことです。 そして、風が吹いた時には、アスベストの粉が飛散するので、吸わないように、専用の防塵マスクを着用することだと教えて頂きました。 解体工事中のビルには、この他にも、上からパイプが落下したとかの事故も発生していますので、近寄らないようにしましょう。

 アスベスト吸引防止の"防じんマスク" は、3Mという会社の製品が優れているとお聞きしました。薬局などで、ご相談されたらよいと思います。

「鞄に常時入れておき、運悪くそういう現場に行きあたった時には、すぐ着用」し、緊急避難袋に入れておいたら良いと、教えてくれました。

 講義の後には、次のクイズがありました。 少し、知識が深まった気がしました

1.アスベストのうち、最も毒性の高いのは、吹付である。 (〇)

2.ガーゼのマスクは、アスベストを吸わないようにするのに有効である。(X)

 (ガーゼでは、布の穴がアスベストの粉より大きい。また、マスクを顔に密着しないと防塵効果が無いと、着用方法まで教えて頂きました)

3.水を撒くとアスベストは飛散しにくい。(〇)

 (でも、乾燥したときには、飛散する)

4.アスベストを吸った可能性がある場合は、レントゲン検査を受けた方がよい。(X)

 (アスベストは、レントゲン写真には写らない)

5.公共機関には危険なアスベストは使われていない。(X)

 (古い建物には、使われています。 解体工事、内装の回収場面では、気を付けましょう)

6.建物を解体する時には、アスベストの有無を公表しなくてはならない。(〇)

( ビルの解体工事の時に、白い看板に、①解体工事のお知らせなどが掲示されます。 そこには、アスベストの有無などを表示しなければなりません。そういう看板を掲示せずに工事を進めていると違反です。)

アスベストに関する厚生労働省のHPは、次の通りです。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/sekimen/topics/tp050729-1.html

 実は、3年ほど前に、永倉さんの講義を受けたことをすっかり忘れていました。 その時の、ブログもご参考にして下さい。

/archive/2013/06/-mayjune-2013.html

追伸:次回は、2016年11月10日、10時から聖路加国際大学二号館にて開催されます。

 

 

まるごとミュージアム 2016 (2)

[CAM] 2016年11月 1日 14:00

 さらに「晴海通り」を進むと、右手に新しく移転してきた「月島警察署」があり、その先に「中央清掃工場」が見える。

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この中央清掃工場の熱源を利用しているのが「ほっとプラザはるみ」(「ものしり百科」112頁)。

IMG_0737.JPG  オリンピック選手村の工事は進んでおり、ダンプがひっきりなしに出入りしている。「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村の整備と大会後のレガシーとなるまちづくり」という掲示があった。
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 そのまま進んで、「晴海埠頭(客船ターミナル)」(「ものしり百科」113頁)。
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 晴海埠頭からレインボーブリッジを臨む。
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 晴海埠頭を離れた後は、「晴海通り」を新月島公園まで直進し、左折して佃大橋へ進む。佃大橋上から、リバーシティ21、中央大橋を臨む。
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 佃大橋上から、聖路加タワー、勝どき橋方向を臨む。
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 佃大橋を渡り、左折して明石町へ入る。 「明石ドーム」
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