[サム]
2012年5月15日 15:00
店頭に「謹賀新茶」と染め抜かれた若草色のバナーが飾られた うおがし銘茶 築地新店・茶の実倶楽部では、5月14日(月)~19日(土)の期間(10:00~17:00)、『茶遊会』新茶 '新茶は三里行っても飲め' イベントが開催されています。(500円/人)
1月「新春」、3月「春」、7月「夏」、10月「秋」と並び年5回開かれる恒例の『茶遊会』のひとつ。
普段1階は物販、2・3・4階は各々趣向をかえた喫茶スペース、5階はイベントスペースですが、会期中は5階から1階まで順に降りながら、爽やかな香り・旨みと甘みが特徴の新茶づくしのひとときを楽しめます。
尚今年は15周年記念として、6月14日~16日に 「茶の実まつり」初夏の宴 が予定されています。
『茶遊会』新茶メニュー
5F摘茶楼: 茶摘み体験、新芽天ぷら、金の焙じ茶、清酒「開運」 (写真上段左)
4F実茶楼: 築地新店限定「茶の実倶楽部」+茶請け (写真上段右)
3F美新楼: 「しゃん」vs.「にゅう」 (写真下段中)
2F向後階: 築地新店限定「これから」+新茶だんご (写真下段右)
1F風流階: 「自然栽培茶」
[銀造]
2012年5月12日 08:30
勝鬨橋西の築地6丁目にあるニチレイ東銀座ビル。
いつも通る度に、このモニュメントは何だろうと思っていました。
たまたま、メンテナンスのお仕事をなさっていた荒川さんという方に尋ねると、
これは、井上武吉という芸術家が「海と生命」をデザインした、「巻貝と種の広場」という作品だそうです。桜の木の左の月の様なデザインのモニュメントは、東京都庁でも見たことがありますね。なるほど、アンモナイトの様だなと思った銀造の感性は間違っていないなと思いました。
また、はとば公園の球体のモニュメントは、「my sky hole 」というシリーズで制作されたものだそうです。全国の公園でもご覧になれるようです。
隅田川テラスの散歩が楽しくなりますね。
[下町トム]
2012年5月 7日 16:30
中央区にも祭の季節がやってきました。この大型連休の真っ只中、1日~5日に〔鐡砲洲稲荷神社〕の例大祭が開催されました。
初日の1日の朝、参詣に訪れました。まだお祭の気配はほとんどなく、静かな境内に何人か地元の方の姿が見えました。これから徐々に盛り上がって、後半の"神輿渡御"や〝奉納こども歌舞伎〟などのお目当てへと続いていくんだという高揚感に包まれます。
隣の公園には〝宮元〟(湊一丁目・二丁目町会)のお神輿がお仮屋に安置され、出番を待っている様子が伺えました。
昭和11年製、行徳・第15代浅子周慶作という立派なお神輿です。
町内の誇りなんでしょうね、きっと。
パンフレットをいただきました。「平成23年例大祭」と書いてあるので「おやっ」と思いましたが、中に断り書きがあり「昨年3月6日に発行したものの大震災で祭が延期になりお蔵入りとなりました。資源を無駄にしないために再利用します」とのこと。なるほどと納得。改めて、今年の祭りにかける人々の想いが伝わってきました。
伝承によると、このお社の歴史は遠く平安時代にまで遡ることができるのだそうです。いくつもの変遷があって、江戸時代初期、1624(寛永元)年に現在地に近い場所に遷座したということです。当時の古図を見ると、確かに現在地とはやや離れた位置に〝稲荷〟と記されています。稲荷社から海を眺めたら佃島のほかには江戸湾が広がっていたんでしょうね。
この時代にはこの一帯は上方や各地から集まる諸物資の陸揚げの場所であり、船運の安全を願う人々の信仰を集めて賑わってきたということです。
なお、前述の古図には神社のそばに〔稲荷橋〕が記されています。今は埋め立てられた堀のあたりに、小さな石柱が残されています。往年の舟の行き交いや人々の歓声が遠く聞こえてきそうな、そんな懐かしさに触れたひとときでした。
[kimitaku]
2012年5月 2日 15:20
江戸は古くから運河が多く、白壁や庭園の緑と織りなし、大変美しい都だっだといわれて来ました。
大正以後になりますと、多くの運河は埋め立てられてしまい、現在では、水の都というには少し無
理があるかもしれません。
けれど、 みなさん 中央区の地図を、右上から右下に折り、下半分を見つめると、まだまだ運河が
たくさん見受けられます。 少しは、水の都の一面も見せてくれます。
運河にかかる橋を渡りつつ、流れに目をやると、いろいろな船が舫っています。
それぞれの船には、長い歴史を越えてきた船、また今でも現役の船、さまざまな船たちが仲良く、舫
っています。
運河にかかる橋を渡りながら、船たちを見つめ、そよ風に吹かれて、
「 O SOLEMIO 」 など 口ずさんでみてはいかがでしょうか。
右の写真は、亀嶋橋から北東に新亀嶋橋 霊岸橋を望みました。偶然にス
カイツリーが被写体に入りました。
真下の写真は、南高橋。 徳船稲荷のフェンスから亀嶋川を撮りました。
大きな船と小さな船とで、あゆみ(註)を渡し、カルガモの親子のようでした。
右は、浜離宮入口から、築地市場方面を狙ったもので
す。 左ビル群の場所は、尾張殿の蔵屋敷跡、
その先は、浴恩園、プレジャー
ボート、屋形船、いろいろで
す。
ここでは、江戸時代から多く
の船が舫っていました。
右下は、佃島の佃小橋から望みました。
この水面下には、今年8月住吉大祭で使われる 大幟の柱
が埋まっています。
大幟は、佃島の祭りとともに、江戸時代の浮世絵師、安藤広重の版画、「名所江戸百景」にもなって
います。
下の写真は朝潮運河から佃水門を望んだもの。この運河は、ハゼ釣り
のメッカです。
左下は、トリトンスクエアから月島川を望みました。
春の桜の時期は花見客の宴が開かれます。
休日に、運河を歩き、様々な船を眺めるのも一興です。
中央区地図
(註)あゆみとは、船と船とを渡るときの、渡り板。
(毎日船は移動しています。眺めはいつも変化し
ています。 お見逃しなく。)
[銀造]
2012年5月 1日 08:30
温かくなって、水もぬるんできました。
海水を引き入れた"汐入りの池"の外、横堀水門と"将軍お上がり場"の間の護岸の岸辺で、
エイが泳いでるのを写真撮影できました。写真の中央下です。
エイの集団、 5尾が一度に現れましたが、そのシーンは撮影できませんでした。。
温暖化で、南海に生息する魚貝類がどんどん北進してきているのを実感しました。
勝鬨橋、ニチレイと住友生命の間の隅田川テラスでも2年ほど前に発見したのですが、その時は撮影できず。
今回のレポートは嬉しいやら、温暖化の心配とで内心は複雑です。 浜離宮恩賜庭園の汐入の池では、鯔(ぼら)の稚魚が飛び跳ねていました。