[銀造]
2014年10月30日 18:00
つきじ6丁目の若松屋さんは、今年も「まるごとミュージアム」のイベントで、「つきじで白磁展」を開催します。
期間は、10月30日から11月6日で、毎日11時から18時まで開催されます。
「中央区まるごとミュージアム2014」の公式ガイドブックによれば、
「食の聖地「築地」で日本の食文化をより豊かにする「白磁」のうつわ達。
空間を楽しく演出する作品のご提案!
房総の海辺より、白磁・海窯 丸井孝之が参加します。」とあります。
今日は、展示前に幾つかの作品を拝見してきました。
香炉は、天皇家にもお納めした作品と承りました。高貴な香りが漂ってきそうです。
小品としては、白磁のお猪口がありました。
これで日本酒が益々進みそうです。
お見逃しなく、是非お出かけ下さい。 若松屋さんの詳細は、
http://www.g-wakamatsuya.com/
追伸:11月14、15日の両日には、「ひょうたんライト教室」が開催されます。
各日、定員10名様の限定で、有料ですが、世界に一つしかない物を創るというのは、わくわくしますね。
こちらも、お出かけいただき楽しんで下さい。 住所は中央区築地6-12-3、電話:03-3541-0124
[けんけん]
2014年10月28日 09:00
10月26日日曜日、あかつき公園や周辺の中央区保健所、タイムドーム明石などを会場として、「中央区健康福祉まつり2014」が開催されました。
実は家内が我が家の犬を連れて参加させていただいていたので、冷やかしがてら(笑)見学させていただきました。
多くの団体がいろいろ趣向を凝らして参加されており、さらには公園内の野外ステージでは様々な出し物が披露され、かなりの盛り上がりだったと思います。
ただ、私自身は早々に退散させていただき、少し周りを歩きます。
このあたりで特に目につくのは、いろいろな学校の「発祥地」が多いこと。
当時「築地外国居留地」にキリスト教をベースとした学校が外国人により多く設立されたんですよね。
たとえば、あかつき公園隣の聖路加看護大学構内には立教学院や女子学院の「発祥の地」の碑が建っています。
慶応義塾の発祥地もこのあたりなんですね。
ほかにも、青山学院、明治学院などなどまだまだこの地が発祥の有名・名門学校があります。
地図を片手にお訪ねになってはいかがでしょうか?
[下町トム]
2014年10月14日 15:00
10月11日(土)~12日(日)の2日間、築地場外市場では、「築地秋まつり」が開催され、いつも以上の多くの来客で賑わいました。お買い得な価格で売り出される品も多く、買い物目当ての皆さんの中には、大きな袋を提げてあちこちの店を訪ね歩いた方もいらっしゃったようです。
11日(土)には、中央区と江東区の連携企画として『お江戸満喫まち歩き』 "築地・東京湾岸ゆらてく" というツアーも開催されました。ぼくもガイド役の一人として参画させていただきました。築地をゆっくり歩くというのは初めてというお客様もいらっしゃいましたが、改めてこの地区の魅力に包まれた様子でした。「また来たい」なんて言ってもらえると嬉しいものです。
また、この日は〔築地波除神社〕の「初穂祭」が催されました。秋の豊穣を感謝する祭事です。午後には古式ゆかしい「包丁式」も披露されました。
築地中央市場は豊洲への移転の準備中ですが、場外市場は引き続きこの地で多くの店が営業を続ける見込みとのことです。今月23日(木)には新しい商業施設である〔築地にっぽん漁港市場〕がオープンします。日本が誇る有名漁港の新鮮な海産物が提供されるとのことです。今から楽しみです!
また、中央市場の移転に先駆けて、築地ブランドの新たな"賑わいの場"として中央区が先行的に整備する施設の工事も進んでいます。従来、駐車場などに使われていた築地川支川跡地を利用したおしゃれで和やかな施設になる予定です。(図は中央区工事計画より引用の完成予想図)
築地はこれからも潤いと賑わいの場であることは言うまでもありません。これからの築地の発展をどうぞお楽しみにしてください。
[サム]
2014年10月13日 14:00
茶席(中島の御茶屋) 野点(中の橋袂)
10月11・12日の両日、浜離宮恩賜庭園で「東京大茶会2014」が開催された。
茶道に馴染みのない人にも「お茶の文化」や「茶の湯」を気軽に楽しんで貰おうと2008年から始まったイベント。
日本の伝統文化の魅力を国内外に発信する「東京発・伝統WA感動」の主要プログラムのひとつで、お茶の文化とそれを育んできた江戸・東京の文化を紹介することを目的に、数々の流派が一堂に会し、様々な趣向の茶会が楽しめる。
今年は1964年東京オリンピック・パラリンピック50周年記念と題し、園内では「茶席」(中島の御茶屋)「野点」(中の橋袂)「茶道はじめて体験」(花木園)」の3プログラムの他、江戸の行商・江戸太神楽のパフォーマンス、相撲甚句・日本舞踊・尺八演奏のステージイベント、飴細工・江戸切子・茶菓子/抹茶 等の出店に加え、1964年東京大会を振り返り、パネル展示ブースが設営されている。
「野点」コーナーでは、板橋区・北区・中央区の各茶道連盟による「野点」(計3席)の他、目黒区茶道連盟による「イングリッシュ野点」、東京都高等学校文化連盟茶道部門による「高校生野点」が組まれている。
中央区茶道連盟の野点の席で、流派により作法の違い等の解説にも耳を傾けながら、お手前をいただいた後、展示された茶道具に纏わる話を伺う。
当日は表千家、裏千家、有楽流が交代で担当との由。
茶道は景色・道具・作法等すべてにおいて究極の美を追求した総合芸術で、独特の哲学の根底には、"おもいやり" の精神があるとされる。
秋空の下、奥深い茶の湯の世界の一端に、垣間触れるひとときでした。
[隅田の花火]
2014年10月10日 14:00
日比谷線築地駅を降りて築地市場方面へ歩いて行くと、左手に見えてくるのが「築地本願寺」です。
この建物を初めて見た人はその外観に圧倒されてしまうかもしれません。
戦前の1934(昭和9)年に完成した古代インド様式の建物で国の登録有形文化財、日本ではあまり見ることのできないデザインだと思います。
設計をしたのは「伊東忠太」という人で建築家としては初めて文化勲章を受章した人です。
伊東忠太の設計の特徴の一つとして、空想動物や幻獣が建物に数多く取り入れられていることです。
例えば国立市にある一橋大学の兼松講堂や、墨田区にある東京都慰霊堂などが知られています。
そしてこの築地本願寺にも動物がたくさん棲んでいるということですので、探しにいってきました。
まず本堂に入る外階段では四体の獅子が人々を出迎えています。羽がある変わった形です。
本堂で参拝を済ませ、横をみると階下に続くエリアがあるのですがそこに動物たちの園がありました。
鳥・牛・獅子・馬が階段の手すりに居座っています。
階段を下ると、さらに猿や象が待ち受けています。
寺のあちこちを探してみると社務所前の階段の手すりには・・・妖怪でしょうか?
中庭にも見つけることができました。まだ探せば見つけられるかもしれません。
築地本願寺の建物は独特な外観で そこに目を奪われがちですが、建物の中もまた違った、この寺独特の雰囲気を味わうことができます。
もちろん厳粛な雰囲気ではあるのですが、
こういった動物たちが棲んでいたり、ステンドグラス・パイプオルガンなどがあったりと、何だかお寺というより教会?みたいな雰囲気もあります。
拝観料などもありません。
ぜひ気軽に入ってみていただければと思います。
夜の境内もまた違った趣きですのでぜひ眺めてみてください。
[銀造]
2014年10月 9日 14:00
中央区観光協会が7月から実施している、「中央区新発見!「まち歩きツアー」をご存知ですか?
私は、8月28日に老舗やお店・名所を訪ねる産業コースに応募しました。
江戸時代創業の老舗3店、老舗の和菓子店「榮太樓總本鋪」さん、漆器専門店「黒江屋」さん、味付け海苔を開発した海苔店「山本海苔店」さんを訪問しました。
初めに訪れた「榮太樓總本鋪」さんでは、
甘名納糖や金鍔の発明のお話を伺いました.
また、玄関にある「金座 後藤家の別荘にあった佐渡の赤玉石」などのお話もお聞きしました。
私は、金鍔をお土産に購入しました。
こちらのHPで、榮太樓飴や金つばの小咄がご覧になれます。http://www.eitaro.com/
次に訪れた「黒江屋」さんの店先のショー・ウインドウには、江戸時代に使われた日本橋の擬宝珠が飾ってあります。
こちらでは、高級な漆器から、当店オリジナルの お箸の 日本橋 が販売されています。
私は、葛飾北斎の富嶽三十六景、赤富士を貼り付けた名刺入れを購入しました。http://www.kuroeya.com/
最後に訪れた「山本海苔店」さんでは、梅の花が咲く時期に、海苔の採取をするので、○に梅の社章としたとか、 海苔の胞子のデザインの壁、
会社の歴史、山本陽子さんのTVコマーシャルが長期間にわたるので、ギネスブックに認定されたお話、
店内の造作で天井は海苔採取の舟の骨組みを表現しているとか、大変興味深いお話を伺いました。
海苔の試食になり、孫娘の好きなキティちゃんのデザインの缶入りの味付け海苔を試食しましたが、大人にも受ける味付けです。私は2缶購入しました。
山本海苔店のHPは、こちらです。http://www.yamamoto-noriten.co.jp/
「まち歩きツアー」は、まだ、受付中の様です。楽しいまち歩き、お勧めです。
http://www.chuo-kanko.or.jp/machiaruki/