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安平稲荷は、マンションの一角に建つ、緑に囲まれた静かな神社です。
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この場所は、昭和7年から11年及び昭和20年の火保図によると、「万安楼」という料亭があったということです。
また、平成2年版の「寺社等名簿」によると、所在地が「......万安楼庭内」となっています。
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手入れが行き届いており、環境は変わってしまっても、神社に対する周囲の方の思いは、いつの時代も変わらないようです。
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Nelson's Cafe 銀座 ~カフェメタルで入れたこだわりのコーヒー~
銀座1丁目と2丁目の間を通る柳通沿いを歩き、昭和通りに出る少し手前左手に「Nelson's Cafe 銀座」はあります。 夜はお酒がメインの「Nelson's Bar Alta Mar」となり、昼の時間のみカフェで、営業時間は平日7時~15時、土日は10時頃からの開店となっています。
マスターのDaeski(ダイスケ)さんは「Daeski with Love」としてウクレレによるバンド活動もしている方です。
銀座でカフェをオープンして未だ2カ月ほどとのことですが、その前は八丁堀2丁目にあったポティエコーヒーで働いていたそうです。ポティエコーヒーがビルの建て替えにより無くなってしまい、新横浜のお店に移ることになったのですが、「中央区でコーヒーにかかわる仕事をしたい!」とのことから、「Nelson's Bar Alta Mar」が始まる前の時間をお借りしてカフェをご自身ではじめられました。
コーヒーにかける熱い情熱をおもちで、自分がおいしいと思えるコーヒーを皆さんに楽しんでもらいたいとの思いから一生懸命頑に張っていて、こだわりのコーヒーは「カフェメタル」という器具で淹れています。
※Daeskiさんがカフェメタルに豆を入れているところです。
ペーパーを使わずに抽出できることから、豆の油分も楽しめ、かつクリアーな味となっています。「カフェメタル」は新富にある「MacM ä ㈱」が製造販売しているとのことで、中央区繋がりのパワーが活きています。
東京ダンボには、コーヒーを飲み込んだ後の口の中に、味と香りの余韻を深く感じることができました。また、2杯目は半額になるので、お勧めのブレンドコーヒーを種類を変えて2杯楽しみました。
※内装は全て「海」をイメージする仕様
銀座で少しゆっくりとした時間を過ごし、心のゆとりを取り戻せたと思います。
Nelson's Cafe 銀座:中央区銀座1-14-10 松楠ビル1F
「家康、江戸を建てる」
遅まきながら、昨年出て話題になった本「家康、江戸を建てる」(祥伝社)を読みました 作者は、門井 慶喜氏。ミステリーから歴史小説まで、幅広い作風の小説家です 豊臣秀吉により、関東に転封された徳川家康が、さびれた荒れ野や湿地帯だった当時の江戸を世界一の大都市に作り上げていく過程で、功績のあった人々の話が大変おもしろくまとめられています 当然のことながら、中央区にかかわるところもいくつもあり、日本橋川に架かる「一石橋」(五斗と五斗で一石)の名前の由来とも伝わる幕府金座御用の後藤(五斗)庄三郎による慶長小判鋳造の、金座、銀座にかかわる話などは、まさに中央区で起こっていた話です 当時は東京湾に注いでいた利根川の付け替え、神田上水の引き込み、江戸城石垣のための伊豆の石切り、江戸城天守閣建築の話など、「プロジェクトX」や「ブラタモリ」的な目線が新鮮でした 何代にもわたって、江戸の大規模なインフラ整備に尽力する文官、技術者の家柄の話は非常に興味深く、一気に読んでしまいました お勧めです |
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